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1.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of DNA分析技術を利用した新たな林木育種システムの構築-DNA分子マーカーによる家系管理技術を用いた次代検定システムを中心として- — Construction of a new improvement system using DNA molecular technique in the forest tree species
白石 進 ; SHIRAISHI Susumu
研究期間: 1997-1999
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概要: DNA分析技術を導入した効率的な育種システムを構築する上で必要となるDNA分子マーカーの開発を行うと共に、その応用を試みた。 1.品種識別のための新たなDNA分子マーカーの開発:アカシアマンギウムおよびスギにおいて、RAPD(random amplified polymorphic DNA)フラグメントのSCAR(sequence characterized amplified regions)化を行った。この結果、両樹種においてそれぞれ18個以上の多型SCARマーカーが開発された。これらのマーカーを組合せ、multiplex-PCR(polymerase chain reaction)分析することにより、約26万(21^8)品種を識別できる分析系(MuPS;multiplex-PCR of SCAR markers)を確立した。 2.クロマツ葉緑体DNAにおける種内変異の探索:BESS(base excision sequence scanning)分析とCFLP(cleavase fragment length polymorphism)分析およびSSR(simple sequence repeats)分析を行った。その結果、葉緑体DNA遺伝子間スペーサー領域に8個の変異のあることを確認した。これらのマーカーを親子鑑定に応用することにより、花粉親(父親)を特定可能となった。 3.MuPS分析による九州産スギ在来品種と精英樹の再整理:MuPS分析系を用いて、在来品種(77品種)と精英樹(589クローン)のMuPS型を決定し、データベースを構築した。九州産スギ精英樹には、多くの在来品種が含まれていた。また、精英樹中には、在来品種としては認知されていないクローンも多数存在していた。重複したクローンは今後削除する必要がある。 続きを見る
2.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 九州産スギ在来品種および精英樹のMuPS(multiplex-PCR of SCAR markers)型 — MuPS Typing of Cutting Cultivars and Plus Tree Clones of Japanese Cedar (Cryptomeria japonica D. Don) in Kyushu Region
久枝, 和彦; Hisaeda, Kazuhiko; 白石, 進 ... [ほか]
出版情報: 九州大学農学部演習林報告. 84, pp. 59-71, 2003-03-27. 九州大学農学部附属演習林
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概要: 九州の各県の公的研究機関が保存している九州地域のスギ(Cryptomeria japonica D. Don) 在来品種75品種のMuPS分析を行い,DNA型(MuPS型)を決定した.また,林木育種センター九州育種場に集植されている九州産スギ精英樹589クローンについてもMuPS型を決定した.今回決定したMuPS型データベースを用いることにより,九州地域のほとんどの在来品種と精英樹クローンの鑑定が可能になった. 続きを見る