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1.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 日本の鉱山技術資料の総合的研究と総合目録の作成 — Comprehensive survey and catalog making of materials for Japanese mining technology in the Edo era
井澤 英二; IZAWA Eiji; 中西 哲也 ... [ほか]
研究期間: 2002-2005
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概要: 鉱山開発は日本の近代化と資本の蓄積を支えてきた重要な産業であり、江戸時代においても様々な技術を集結した総合技術であった。本研究では、国内の江戸時代の鉱山技術に関する器物資料および文献史料のリストアップとデータベース化を目的に研究を行ってきた。これまでに全国の博物館・大学・資料館約50ヶ所を訪れ、収蔵資料の調査を行った。また主要鉱山約30ヶ所で現地調査を行った。大学関連の文書史料に関しては九大、東大で調査を行った他、東北、近畿、中国、九州地方の大学の研究者の協力によりリスト化を進めた。この内、九州大学所蔵の鉱山・製錬関連の古文書・絵図等については、随時デジタル化を行い、Web上(http://database.museum.kyushu-u.ac.jp/kouzan/およびhttp://record.museum.kyushu-u.ac.jp/search/)に公開し、研究者に限らず一般の人々による画像の閲覧と目録の検索を可能にした。 鉱山の現地調査は、金・銀・銅・鉛・錫等を対象とした奈良時代〜江戸時代末の主要鉱山について実施した。調査では当時の山師が採掘の対象とした鉱石の採取や採掘エリアを把握する事に重点を置いた。特に製錬跡を伴う場合は製錬澤や製錬炉の炉材を採取し、鉱石と併せて分析を行うことで、採掘対象の鉱石を推定し、当時の製錬技術の検証を行った。 江戸時代の鉱山技術としては、鉱山における採鉱では、坑内掘りの技術が普及し、様々な坑内燈が用いられた。また、坑内採掘では湧水対策が必須であり、桶のほか樋の使用が一般化した。水抜き坑道は近世初期から掘られていたが、測量術の進歩と普及により、元禄以後には大規模な疎水坑道の掘削が行われるようになった。鉱石を処理する選鉱技術としては、鉱石の粉砕にリンズを用いた石臼が定型となった。また、ねこ流しによる比重選鉱が行われた。鉱石から金属を取出す製錬技術では、中世末に石見銀山へ導入された灰吹法が全国に普及し、大阪銅吹所では南蛮吹が導入され、各地の鉱山や製錬所への技術移転が進められた。 平成17年度には、中世ヨーロッパの鉱山技術との対比のためスウェーデン・ドイツ・スロバキアにおいて現地調査を行った。今後は、日本の主要鉱山に関する器物・文献の現状や鉱石・製錬澤の分析値等を統合した総合データベースを構築することによって、多方面から幅広く鉱山技術を研究・検証できる環境を整えてゆく。 続きを見る
2.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 江戸・東京における不動産経営史の総括と展望 — A Summary and Outlook of the History about Real Estate Management in Edo and Tokyo
鷲崎, 俊太郎 ; Washizaki, Shuntaro
出版情報: 經濟學研究. 81, (4), pp. 323-330, 2014-12-26. 九州大学経済学会
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目次:
Ⅰ.はじめに Ⅱ.これまでの分析結果 Ⅲ.分析結果の位置付け
Ⅰ.はじめに Ⅱ.これまでの分析結果 Ⅲ.分析結果の位置付け
3.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 信仰空間の歴史的変容過程に関する実証的研究-江戸時代における黄檗派寺院の場合 — A concrete study on historical transitional process of space of faith in case of Obaku sect buddhist temples in the Edo period
山本 輝雄 ; YAMAMOTO Teruo
研究期間: 1995-1997
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概要: 約5百ヵ寺以上の黄檗派寺院および寺院跡を尋ね歩いて、現地に信仰空間の在り方を調査した。先ず、「天王殿の建築計画」の研究では、天王殿の伽藍内で占める位置と立地と向きと掲げげられる額や対聊の文言などから、江戸時代前期に創建された長崎の唐寺・崇福寺においては天王殿(韋駄殿)は大雄宝殿の方を向いて護法の機能のみが強調されていたが、寛文8年(1668)における本山黄檗山萬福寺天王殿の出現によっつて天王殿の機能が俗と聖との境に立つ"門"と"塀"とを兼ねる機能として全国的に普遍化して行くことになるが、幕末に至ると柳川市所在の福厳寺天王殿に見られるように修行する仏教空間を俗なる世間から切り離して内に引き籠ってしまうための機能に変容してしまったと考えた。次に、「坐床の設置場所」の研究では、長崎の唐寺(とうじ)の最初期などの伽藍構成および隠元禅師が約7年間禅の在り方を示した普門寺(大阪府高槻市、現在は臨済宗寺院)には法堂兼仏殿兼禅堂が中心的堂宇であることを導き出した。坐禅を打つための建物として、大陸の建築に倣った土間式の建物から始まった歴史は、江戸時代後期から多く創られた所謂座"敷本堂"の床(ユカ)のある通常の日本における生活空間に取り込まれることによって、完全に坐禅は日本的に吸収されたと考えた。最後に「通路空間の配置計画」の研究では、他の禅宗寺院と異なり横檗派寺院での通路空間の重要性を具体的な寺院や建物を通して指摘した。「坐牀をもつ土間式本堂」と庫裏を結ぶ「廊下」が黄檗禅に特異な坐禅の修行形式によるもと考えた。さらに、『』『黄檗清規』の中の「繞仏」などが通路空間としての「廻廊」に成立根拠を与えていることも指摘した。加えて、その他の諸問題を取り上げ、終わりに、今後の課題として江戸時代における他派の仏教寺院における信仰空間との比較研究が今回の研究を通して推進ができることも付け加えておいた。 続きを見る
4.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Aufbruch in
Michel, Wolfgang ; Wolfgang Michel-Zaitsu
出版情報: MINIKOMI. 62, (4), pp. 13-24, 2001-04. 墺日学術交流会
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5.
図書
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Engelbert Kaempfer und die Medizin in Japan — Engelbert Kaempfer and Medicine in Japan
Michel, Wolfgang (Michel-Zaitsu)
出版情報: Engelbert Kaempfer, Werk und Wirkung. pp. 293-248, 1993-03. Boethius-Verlag
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概要: ケンペルの「廻国奇観」(1612年)に見られる鍼灸については医史学者や、ケンペルの研究者などが以前から盛んに論じているが、彼が残した未発表資料の調査は全く行われてこなかった。筆者は大英図書館蔵の資料集SL3062で見つけた資料に基づき総合的な分析および紹介を行なっている。 続きを見る
6.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of Engelbert Kaempfers merkwürdiger Moxa-Spiegel : wiederholte Lektüre eines deutschen Reisewerks der Barockzeit. — Engelbert Kaempfer's Strange 'Moxa-Mirror' : Repeated Readings in a 17th Century Travelbook
Michel, Wolfgang (Michel-Zaitsu)
出版情報: 独仏文學研究. 33, pp. 185-238, 1983-08-10. 九州大学独仏文学研究会
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概要: 17世紀の旅行家ケンペルは日本で入手した「灸所鑑」を出島通詞により説明してもらい、帰国後「廻国奇観」で紹介した。本論においては、西洋の病理学しか知らなかった医師ケンペルが東洋医学の概念をどういうふうに理解し、ヨーロッパの読者に紹介したかを追いながら異文化間交流における「概念」の伝達の問題を論じている。筆者はこれまでJ.ニードハムと魯桂珍が解読できなかった銅版画(図法師)に見られる灸点の名前を解明し、「灸所鑑」のテキストとこの版画の名前は一致していないことを明らかにした。中国、日本の古典で調べたところ、版画は禁灸点の図に基づいている可能性が極めて高いことが判明した。 * ケンペルの旅行と「灸所鑑」関係で重要と思われる出来事の概略、* 「灸所鑑」のテキストの概略、* 「東洋における西洋、西洋における東洋、異文化間の解釈」、* 「灸所鑑」のテキスト「灸所鑑」注釈付き、* 1712年の初版、1777年のドイツ語版に見られる銅版画の変化、名前の解明と分析。 続きを見る
7.
図書
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of “PAISAJES INTERIORES”- LA RECEPCIÓN EN JAPÓN DE LAS CONCEPCIONES OCCIDENTALES DEL CUERPO
Michel, Wolfgang (Michel-Zaitsu)
出版情報: pp. 107-132, 2010. Taller de Antropología Social de La Ortiga
シリーズ: La Ortiga
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