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1.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 「土地」との出会い : 〈場所〉の存在論的解釈 — The Encounter with
阪本, 英二 ; Sakamoto, Eiji
出版情報: 九州大学心理学研究. 5, pp. 133-143, 2004-03-31. 九州大学大学院人間環境学研究院
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概要: This paper is about "Place". While normal researches consider `places' as phenomenal facts and try to understand them by gathering data about things or events, it is tried in this paper to understand "Place" itself ontologically, based on the assumption that Dasein should be understood originally. With the help of Heideggei s way of thinking, phenomenologically and existentially I (the author, as Dasein) analyze experiences, in which I am in "Kinshai-dori" - a shopping mall - and understand it as "my place". Then it is disclosed that I dwell in and melt into the world of the place while coping with various things and events and being-with people. And it is revealed that the phenomenal 'place' is the world, which unfolds with the existential-history that belongs to the transcendental "Earth", and that the sense of "Place" itself is the encounter with "Earth". 続きを見る
2.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 子育てグループにおける母親の居場所に関する研究II : 質的調査による母親の居場所概念の検討 — Study of mothers, ibasho in child care groups II : An interview study
鬼塚, 史織 ; Onitsuka, Shiori
出版情報: 九州大学心理学研究. 13, pp. 171-178, 2012-03-30. 九州大学大学院人間環境学研究院
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概要: The present study aims to examine the concept of mother’s ibasho (existential place) in child care groups. This study uses the data collected from mothers’ interviews and analyzes it using the KJ method. In the results, we find 11 categories of responses: talking with other mothers, making networks, gaining acceptance from other mothers, experiencing the comfort offered by the group, watching over children, the group becoming a part of one’s life, bringing up children with other mothers, being happy to play a role, gaining maturity, feeling attached to the group, and including the other families in one’s ibasho. Therefore, a mother’s ibasho includes experiences of peer counseling, building of interpersonal relationships through child care, experiencing comfort, and possibilities of self-realization. Moreover, a mother’s ibasho does not include the feeling that the child care group is one’s own place and that a child care group is necessary for the relationship between mothers and children. 続きを見る
3.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 実践的研究による「子ども参画」再考:関係の出現・変容過程に着目して
山下 智也
研究期間: 2008-2009
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概要: 本年度は、本研究の実践現場である、日常的な子どもの遊び場・立ち寄り場「きんしゃいきゃんぱす」の活動に力を注いだ一年であった。「実践的研究」の名を掲げ、実践を展開しながらそこから見えてくる知見を研究へと昇華させていく取り組みに挑んでいるからこそ、実践現場自体が魅力的でなくてはならない。毎日の活動を繰り返す中で、その都度出会う出来事に向き合い、課題を乗り越えながら、それを記録へと落としていく作業を行なってきた。その結果、本研究に大いに関連する重要なエピソードを数多く得ることができたとともに、研究の理論化に当たって欠かすことのできない視点を得ることができたことも大きな収穫である。そのように、実践を展開しながら得られたエピソードを元に詳細な分析・解釈を行ない、それによって導かれた知見を立体化させるかたちで、本研究のテーマである「子ども参加」に関しての理論化を試みてきた。具体的には、「子ども参加」場面で野大人-子ども関係の出現・変容過程のモデル図の作成である。それらの成果を学会で発表し、多くの研究者と議論を交わすことを通して、本研究の深みが増し、より充実した理論化へのステップを踏むことができたと考えている。本年度後半においては、それらの成果を博士論文にまとめるというかたちで執筆作業に終始した。博士論文の構想枠組みは完成し、軸となるエピソードの選択とその分析はほぼ終了したことから、来年度前半には博士論文が完成する見込みである。 続きを見る
4.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 臨床心理学的観点からの「恩」概念の明確化 — Clarification of the concept
北山 修 ; KITAYAMA Osamu
研究期間: 1994-1995
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概要: 「恩」という観点から検討した臨床例は2つのタイプに分類された。一つは、過剰な「恩」を感じて燃え尽きてしまった患者達であり、もう一つは、「恩」を感じないように「恩」から逃避している患者達である。両者に共通する因子として、「自責の念」又は「恩の念」にかられやすい性格であること。また、母親ら直接養育者が心理的に傷つきやすく、「恩着せがましさ」をメッセージとして伝えていること、等であった。 さらに前者においては、傷つきやすい環境のために発生した「自虐性」が、「自虐的世話役」における「恩」の病的な累積に貢献することが確認された。またその病的な燃え尽きの結果、彼らは「燃え尽き症候群」の中で認められることになるのである。一方後者においては、無意識に「恩」を感じているが、それが意識されると人間関係の煩わしさに巻き込まれるために逃避的になっていることがわかった。 日常的な健康な「恩」においてもまた、病的な「恩」と同じように、「自責の念」又は「恩の念」にかられやすいという性格傾向が「恩」の積み重なりを発生させることが示された。しかし、健康な「恩」においては、自分を責めすぎないことや、「恩返し」が愛や感謝のための方法になっており、その限界をかみしめられること、などが見られた。また、ライフサイクルにおける健康な「恩」の発生過程も示された。 血のつながりという関係性が「恩」の重責や「恩返し」における「自責の念」を深めることが伺われた。 治療技術についても確認された。まず養育史を詳細に聞き、治療者が第三者として傷つきやすい環境とその責任について判断を下し、「自虐性」をその背後にある甘えや愛と共に取り扱うこと、さらに、怒りが意識化されるときにその対象が本人の幼い頃の親であることが強調されねばならないこと、である。また、休みたいという「本当の自分」が表れるとき、「抱えること」や「居場所を与えること」に留意したうえでの環境調整も必要であることが確認された。 続きを見る
5.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 心理臨床における多面的アプローチに関する研究 — Multi-level Support Approach in Clinical Psychological Practice
田嶌 誠一 ; TAJIMA Seiichi
研究期間: 2004-2006
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概要: 今回の研究では、従来の個室での1対1で対話によるカウンセリングという方式だけでは援助困難な児童・青年を対象に「悩み方」「体験様式」と「コミュニティ心理学」の視点から「ネットワーク」と「居場所づくり」を活用した多面的援助アプローチについて、以下のような研究を行なった。「こころの居場所づくり」に役立てようと、心理教育相談室や中学校や適応指導教室において面接室とは別に彼らが自由に出入りして過ごせる部屋を設けた。そして、この部屋を活用して、主として不登校を対象として、その援助のためには「こころの居場所づくり」にはどのような条件が必要か、どのような活動が児童・青年のどのような問題の心理的援助に役立つのか、不登校児にどのような効果を持ちうるか、そこではどのような効果と心理的過程が生じるのかを研究を行った。その結果、ネットワークと居場所づくりによる援助では子どもたちの「遊びの内容」と「遊び方」が変化していくこと、そしてそれは対人関係と遊び空間の拡がりという視点からみれば、一定の方向で変化していくことが明かになった。さらに、児童養護施設における多面的アプローチの基礎的研究を行った。その結果、施設においては児童間暴力が深刻であり、そのため入所児の安心・安全が確保されていないことがわかった。 続きを見る
6.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 中学校における居場所に関する研究 — A study on Ibasho at junior high school
田中, 麻貴; Tanaka, Maki; 田嶌, 誠一 ... [ほか]
出版情報: 九州大学心理学研究. 5, pp. 219-228, 2004-03-31. 九州大学大学院人間環境学研究院
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概要: The purpose of the present study was to investigate relationship between Ibasho at junior high school and students' enjoyment of attending school in terms of supporting their adaptation to school. Participants were 314 junior high school students. The main results were as follows : (1) The junior high school students that had Ibasho at their school enjoyed attending school more than ones who didn' t have Ibasho. Moreover, there was no difference between classrooms and other places in the degree of their enjoyment of attending school. (2) There were positive correlations between students' enjoyment of attending school and each of the following three factors that are features of Ibasho ; "sense of fulfillment", "sense of acceptance and having interest", and "sympathy and sense of solidarity". 続きを見る
7.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 子どもたちの「居場所」と対人的世界の現在 — The Children's Residence Place and the Reality of the World of the Children's Network.
住田 正樹 ; SUMIDA Masaki
研究期間: 1998-2000
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概要: 最近子どもの問題を語る際に居場所という言葉が使われるようになってきた。居場所というのは本来は人の居所という一定の物理的空間を意味するが、しかし最近の使い方は、これに安心とか安らぎとか寛ぎ、また他者からの受容とか承認という意味合いが付与され、そこにいるとホッと安心していられるところ、心が落ち着けるというほどの意味に用いられるようになってきた。本研究では、この居場所を主観的条件と客観的条件という2つの側面から捉えようとした。主観的条件とは主体が安心、安らぎ、寛ぎ、また受容とか承認を感じ取ることができるか否かという意味付与の問題であり、客観的条件とはそこにおける人間関係の問題-関係性-と物理的場所の問題-空間性-である。 本研究においては、子どもに焦点を合わせ、現在の子どもたちがどのような所を居場所としているか、その居場所はどのような人間関係、つまりネットワークで構成されているか、そしてどのような行動をしているか等について明らかにするために社会学、教育学、心理学、地理学、精神分析学、建築学といった多様な側面からアプローチしたのである。また居場所とそこのネットワークは年齢・性別によってどのような差異を示すのか、家庭場面や学校場面といった生活場面によってどのような差異を示すのか、さらには家庭外や学校外ではどのようなところを居場所としているのか、そしてまた居場所は子どもの発達に如何なる意味を有しているのかを明らかにするために全国規模の統計的調査を実施するとともに一方では個々の子どもたちをケースに事例的調査を実施してデータを蒐集したのである。調査の結果、子どもたちの居場所は、発達段階によって、また性別によって大きく変容していることが明らかになった。 続きを見る
8.
雑誌論文
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 『子ども・若者の居場所の構想』 田中治彦 編著
古賀, 倫嗣 ; Koga, Noritsugu
出版情報: 生活体験学習研究. 2, pp. 93-94, 2002-07-31. 日本生活体験学習学会
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