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1.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 消化器癌における遺伝子診断の臨床応用と遺伝子治療に関する研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1997-1999
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概要: 消化器癌における遺伝子診断の臨床応用および遺伝子治療の基礎的研究として、本年度、以下の成果を得た。 I.DNA修復異常の遺伝子診断 (1)ミスマッチ修復活性の検出系の開発 ミスマッチ修復系は抗癌剤がもたらすDNA障害に深く関与していると考えられる。我々は正常組織と癌組織を異なった蛍光ラベルのプライマーを用いてPCR反応を行い、シーケンサーで解析する正確で客観的なマイクロサテライト不安定性(MSI)解析法を構築した。 (2)消化器癌におけるミスマッチ修復異常 上記検出系を用い、食道癌46例中6例,胃癌73例中13例のMSI陽性症例を認め、消化器癌の発生にミスマッチ修復異常の関与が示唆された。胃癌では低分化な癌に有意にMSIが多く、癌の悪性度とも関係していると考えられた。また、胃の正常組織におけるマイクロサテライト配列の長さを各個人間で比較すると、CA repeat長が長い個人において高い割合でMSIを示す傾向が認められた。従って、MSI解析を行う場合は、適切なmarkerの選択と解析する集団における平均的なCA rereatの長さを考慮する必要があると考えられた。 II.肝細胞癌を用いた遺伝子治療の基礎的研究 (1)HSVのtkをexpression vectorに挿入し、このプラスミドべクターをHMG-1 (High Mobility Group 1) と結合させ、ボルテックス法と超音波処理によりポソームに取り込ませ、DNA-リポソーム複合体を形成させた。これを紫外線照射したHVJと反応させHVJ-リポソームを得た。(2)動物肝癌モデルへの遺伝子治療:DNA-リポソーム複合体を、肝癌細胞株HepG2を皮下注して得られた肝癌モデルの片方の腫瘍に100μlずつDirect injectionを行った。翌日より、腹腔内にGancyclovirを注入し、腫瘍のサイズを観察したところ、治療群では 腫瘍サイズの増大は認めなかったが、非治療群では腫瘍サイズの増大を認めた。HVJ-リポソームは、繰り返し投与可能なベクターであり、遺伝子治療の有用なベクターとなることが示唆された。データ採集についての患者本人の同意は得ている。 続きを見る
2.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 異常環境下の創傷治癒とくに消化管吻合部治癒機転に関する実験的研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1977-1978
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3.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 胃癌の進展と癌細胞核DNA量に関する研究 — Nuclear DNA Content and Progression of Human Gastric Cancer
杉町 圭蔵 ; SUGIMACHI Keizo
研究期間: 1987-1989
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概要: 細胞核DNA量は癌細胞の生物学的悪性度の指標として注目されており、細胞核DNA量と胃癌の深達度、転移などの胃癌の進展との関連について研究を行い、治療への応用の可能性についても検討を加えた。DNA量分布パタ-ンはIからIV型に分類し、分散幅の狭いI、II型をlow ploidy、広いI II、IV型をhigh ploidyに分類した。切除された胃癌254例を対象として深達度別に各DNAパタ-ンの頻度を比較すると、high ploidy群は深達度が進むにつれて増加し、この傾向は未分化型において顕著であった。未分化型ss-s癌を組織学的に児玉らの分類に従って集簇状態で分類すると、癌細胞が胞巣をつくる集簇型とhigh ploidy群、遊離型とlow ploidy群が関連があった。ssまたはseの各層別にDNAを測定すると分化型で15%(3/20)、未分化型で30%(6/20)にいずれかの層でII型およびIII型間に移行が認められ、深部に進行するにつれて分散幅が広がる傾向であった。リンパ節転移をみるとlow ploidy群では転移率が26%(39/152)であるのに、high ploidy群では49%(50/102)で有意に高率であり、深達度別に比較してもhigh ploidy群に転移が高率であった。リンパ節転移巣のDNAパタ-ンが原発巣に比してより狭い分散を示すploidy reductionが60.7%(37/67)に認められた。この現象にはリンパ節の免疫反応が関与が示唆された。5年生存率は全体でlow ploidy群がか91%で、high ploidy群の74%に比べて有意に良好であり、特にリンパ節転移症例において両群間の予後に差がみられた。さらに多変量解析によりDNAパタ-ンは独立した予後因子であることが判明した。癌細胞の感受性をSDI法で分析し、DNAパタ-ンとの相関について検討すると、特に未分化型においてIV型胃癌はII型、III型に比し各種薬剤についてに対し感受性が高かった。以上より細胞核DNA量は悪性度を表す指標として重要であることが明かになり、また治療への応用の可能性が示唆された。 続きを見る
4.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 消化器癌における遺伝子診断の臨床応用と遺伝子治療に関する研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1996
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概要: 多様な遺伝子異常を伴う消化器癌の遺伝子診断を臨床に応用し、適切な術前術後の合併療法の選択、術後フォローアップシステムの開発、制癌剤感受性テストとしての遺伝子診断の応用、さらに微小転移の検出法の開発などを行なうことを目的とした。本年度は、遺伝子診断の臨床応用を試みるための基礎的研究を行った。(1)蛍光プライマーを用いたマイクロサテライト不安定性検査の確立;従来マイクロサテライト不安定性はラジオアイソトープを用いて行われてきたが、遺伝子診断をルーチン化し臨床応用するためには、簡便で安全な検査方法の確立が必須である。我々は、ABI社の自動シーケンサと解析用ソフトウエアGenescanを用いて独自の系を確立した。蛍光プライマーと自動DNAシークエンサを用いて、放射性同位元素を使わない、より正確で客観的なマイクロサテライト不安定性を検出する系を確立し、臨床でのルーチン検査としてデータの集積を開始した。今後は、本系を用いて多数の症例の検討を行い、DNAミスマッチ修復能異常の臨床的意義を明らかにする。(2)治療効果予測に関する検討;術前、内視鏡的に採取した食道癌生検組織におけるp53異常と増殖活性(Ki-67陽性率)を検討し、術前温熱化学照射療法の治療効果予知を試みた。その結果、p53異常(+)で増殖活性の高い症例は良好な治療効果が期待できることが判明した。(3)微小転移の検出法の確立とその臨床応用;癌の微小転移の検出を目的として、骨髄穿刺材料やリンパ節に対しサイトケラチン染色を行い、胃癌の手術時に33%、症例に骨髄中癌細胞が陽性であることが分かった。また従来のHE染色でリンパ節転移陰性とされた胃癌症例の約24%がサイトケラチン染色により転移陽性であることが分かった。今後、血中癌細胞をRT-PCR法により検出する為の癌特異的な遺伝子マーカーの開発を目指す。 続きを見る
5.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 食道癌多発地域および本邦における食道癌化機構の比較検討-ヒトパピローマウィルス感染と遺伝子異常、HLA抗原発現の検討- — Esophageal Carcinogenesis in the High-risk Area-HPV infection and genetic abnormality, expression of HLA antigen-
杉町 圭蔵 ; SUGIMACHI Keizo
研究期間: 1996-1997
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概要: 近年の分子生物学の進歩により、食道発癌とさまざまな遺伝子異常との関連、さらにヒトパピローマウィルス(HPV)感染との関連が報告されてきたが、未だ一定の見解を得るには至っていない。本研究の目的は、食道癌発生のハイリスク地域である中国北部地方と本邦の食道癌発生様式を比較検討し、食道発癌の分子機構を解明することである。 対象は中国Linxian地方の術前無治療食道癌切除症例151例と、本邦の術前無治療食道癌切除症例151例である。HPV感染をPCR法により検出したところ、食道癌ハイリスク症例を除いた場合、日本4.3%(1/23)に対し中国では22.2%(28/126)と明らかに感染率が高く(p<0.05)、少なくとも一部の中国の食道癌発生には、HPVが関与していることが示唆された。生活歴に関しては、日本では飲酒指数(合/日×年)100以上の大酒家が31.8%、喫煙指数(本/日×年)1000以上の多喫煙家が30.0%であるのに対して、中国ではそれぞれ7.9%、5.3%でありいずれも日本が多かった(p<0.0001)。また、日本では大酒家(p<0.01)、多喫煙者(p<0.01)でp53異常を高率に認め、さらに大酒家でかつ多喫煙家では94.1%(16/17)と非常に高率にp53異常を認めた(p<0.01)。よって、日本では、飲酒、喫煙によるp53異常が、食道癌発生の重要なひとつの経路である可能性が示唆された。 本研究では、人種、環境の異なる2つの地域での食道癌にみられる異常を比較しており、食道癌発生における内的因子・外的因子の解明が期待できる。今後、中国の食道癌発癌の特徴を浮き彫りにすることにより、相手国へもさらに貢献できればと考えている。 続きを見る
6.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 深部腫瘍に対する温熱療法の研究
杉町 圭蔵 ; 古賀 成昌
研究期間: 1989
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概要: 深部腫瘍の温熱治療成績向上を目的として以下の研究を行った。 1.温熱治療中の生体組織内温度を無侵襲的に計測する方法を開発した。更にコンピューターシミュレーションによる検討、体表冷却用ボーラスによる影響の解析を行った結果、実用化に近づいた(水品)。 2.末梢循環の温熱効果に対する影響を解析する上で、従来、適切な実験系がなかった。そこでダイナミックファントムを用いた末梢循環のモデルを考案し、応用した結果、生体内のシミュレーションとして良好なモデルであることが判明した(中津川)。 3.深部腫瘍に対して放射線、化学療法を組み合わせた温熱治療法の確立を目指した基礎的及び臨床的研究を行った。 深在性腫瘍に対する温熱効果を肝癌・膵癌等の腹腔内腫瘍について臨床的に検討した。特に原発部位の違いにより腫瘍内温度分布や抗腫瘍効果に差が生じることが明かとなった(柄川)。肝腫瘍に対して放射線、化学療法、肝動脈塞栓療法を併用した温熱療法を行い、その効果を画像診断、腫瘍マーカー及び18FDGによるポジトロンスキャンを用いて多角的に測定した結果、多角的解析の意義が示された(阿部)。泌尿器領域腫瘍に対し温熱療法を放射線、化学療法併用にて施行し、抗腫瘍効果並びに除痛効果の点で有用性を示した(久住)。5ーFUをはじめとしたフッ化ピリミジン系薬剤と温熱の併用効果とそのメカニズムを基礎的に検討した(前田、杉町)。食道癌に対して温熱、化学、放射線併用療法を施行して、その効果を臨床的、病理組織学的に検討した(井手)。食道癌に対する温熱療法の効果をあらかじめ予知する目的で温熱感受性試験を行った結果、実際の臨床効果と良く相関し、感受性試験の有用性が明かとなった(杉町)。固形腫瘍内に存在する低酸素細胞は一般に治療抵抗性を示すので、特に低酸素細胞をターゲットとした温熱制癌剤併用療法を開発した(杉町)。 続きを見る
7.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 移植肝Viabilityの総合的判定指標に関する研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1992-1993
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概要: 1.HPLC法によるAdenine nucleotides系物質の測定には、実際にラット肝移植シュミレーションモデルにおいて、冷保存時間延長及び血管吻合時の再加温に伴うドナー肝組織中のAdenine nucleotides系物質の変化を検討した。その結果、冷保存時間延長の伴い肝組織中のAdenosine triphosphate(ATP)の分解は進行し、その分解産物であるキサンチンやヒポキサンチンなどが増加してくることが確認された。また、以前我々はATPの分解産物の一つであるイノシシが生じる際に、アンモニアが出てくることに注目し、このアンモニアが冷保存肝のviabilityの判定指標として有用であることを結論づけたが(Res Surg 3:49‐52,1991)、このATP分解過程から生じるアンモニアの生成メカニズムも詳細に解明された。 2.移植肝viabilityの判定指標の研究では我々は特に、移植前にそのviabilityを判定可能とすべく、肝臓を実質細胞、非実質細胞(内皮細胞、Kupffer細胞など)、細胞外基質の3つの因子に分け、ラット冷保存肝血管床内保存液中のTissue‐type plasminogen activator、N‐acetyl‐beta‐glucosaminidase(非実質細胞)、Procollagen‐III‐peptide(細胞外基質)について検討した。その結果、これらの指標が保存時間の延長とともに有意に上昇し移植肝viabilityの指標となりうることが証明され、Tissue‐type plasminogen activatorについては報告した(Transplant Int 1994,in press)。また大動物(豚)での総合判定指標についての研究にても同様の結果が出ており、さらに研究を進める方針である。 続きを見る
8.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 温熱療法を加味した食道癌に対する集学的治療体系の確立
杉町 圭蔵
研究期間: 1989
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概要: 予後が極めて不良な食道癌に対する集学的治療の一環として、教室では約10年前より腔内加温法を用いた温熱療法を開発し、食道癌症例に臨床応用し、放射線・化学療法を併用した合併療法(Hyperthermochemoradiotherapy,HCR療法)を行なってきた。昨年まで既に約130例の臨床例にHCR療法を施行し、その成果はSurgery Gynecology&Obstetricsに掲載した。現在、食道癌治療における温熱療法の意義を確立するために、術前にHCR療法を行なうHCR群、化学照射療法(CR療法)を行なうCR群に分類し、randomized studyを行なっている。平成元年は、胸部食道癌44例(HCR群24例、CR群20例)についてrandomized studyを施行し、組織学的治療効果よりHCR療法の有用性が示唆された。このように、食道癌に対する術前、HCR療法の有用性、安全性はほぼ確立したと言えるが、一方では、治療効果がほとんど認められない症例も経験している。そこで、個々の食道癌症例において温熱および放射線に対する感受性を測定し、HCR療法のより合理的な運用が可能になると考えられる。そこで教室にて行なってきたin vitroの制癌剤感受性試験の一種であるSDI法Succinate dehydrogenase inhibition test)を用いて温熱照射感受性の測定を行ない、感受性及び治療効果との相関を検討した。術前HCR療法を行なった43例につき、SDI法にて感受性を測定したが、SDI法による感受性とHCR療法の組織学的治療効果は相関を示した。さらにSDI法にて高い感受性を示した症例ほど予後が良好であった。このことより、SDI法が食道癌に対するHCR療法の効果予知に有用である可能性が示唆された。今後、さらに症例を追加し、SDI法による治療効果予知を確立し、ひいては食道癌に対する合理的な治療体系を目指す予定である。 続きを見る
9.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 深部腫瘍に対する温熱療法の研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1990
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概要: 深部腫瘍の温熱治療成績向上を目的として以下の研究を行った。 1.温熱治療中の生体組織内温度を体表冷却用ボ-ラスの上から無侵襲的に計測する方法を開発した。更に組織温度測定の分解を計算できる新しいデ-タ処理法を開発し実用化に近づいた(水品)。 2.末梢循環の温熱効果に対する影響を解析する上で、従来、適切な実験系がなかった。そこでダイナミックファントムを用いた末梢循環のモデルを考察し、応用した結果、生体内のシミュレ-ションとして良好なモデルであることが判明した(中津川)。 3.深部腫瘍に対して放射線、化学療法を組み合わせた温熱治療法の確立を目指した基礎的及び臨床的研究を行った。 深在性腫瘍に対する温熱効果を肝癌・膵癌等の腹腔内腫瘍について臨床的に検討した。特に原発部位の違いにより腫瘍内温度分布や抗腫瘍効果に差が生じることが明かとなった。CTによる温熱計測の可能性を示した(柄川)。腫瘍に対して放射線を併用した温熱療法を行い、その効果をCTを用いて測定した結果、CT上の吸収率の解析の意義が示された。Ferromagnetic hyperthermia用RF誘導加温装置とimplantの開発を行った(阿部)。泌尿器領域腫瘍に対し温熱療法を放射線、化学療法併用にて施行し、抗腫瘍効果並びに除痛効果の点で有用性を示した(久住)。癌性腹膜炎に対するRF腹部広範加温の可能性について示した(前田)。食道癌および大腸癌に対して温熱、化学、放射線併用療法を施行して、その効果を臨床的、病理組織学的に検討した(井手、杉町)。固形腫瘍内に存在する低酸素細胞は一般に治療抵抗性を示すので、特に低酸素細胞をタ-ゲットとした温熱制癌剤併用療法を開発した(杉町)。 続きを見る
10.
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
Cover image of 心停止ドナーからの肝臓移植に関する研究
杉町 圭蔵
研究期間: 1994-1995
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概要: [方法1]ラット肝移植モデルを用いて心停止ドナーに対するThromboxane A2合成阻害剤(OKY-046)投与の効果を検討した。肝温虚血60分前よりOKY-046 30mg/kg/hrを持続静注したのち30分の肝温虚血を負荷、肝を摘出しレシピエントに移植した。Control群には同量のVehicleを投与した。Control群とOKY-046投与群の1週間生存率、再灌流後2時間の胆汁産生量、再灌流10分の血清GOT、GPT、再灌流2時間後の血清および肝組織中のTXB2、6-keto-PGF1αを比較した。 [結果]1週間生存率はControl群が0%に対し、OKY-046投与群は44%と有意に改善した。再灌流2時間までの胆汁産生量はOKY-046投与群で有意に増加し、移植肝のViabilityの改善が認められた。また再灌流10分の血清GOT、GPTはOKY-046投与群で有意に低く、肝組織中6-keto-PGF1α/TXB2 はOKY-046投与群が有意に高く、虚血再灌流障害の改善効果が認められた。 [方法2]心停止ドナーからの摘出肝の評価のため、食用豚肝移植モデルにおいて保存液にEuro Collins液(保存時間は約4時間)を用いて実験群を次の2群に分けた。通常の肝移植群(コントロール群)とドナーを脱血させ心停止後にin situにて15分間温虚血を負荷した群(15分間温虚血群)で、血中のViability判定指標を用い肝細胞機能、内皮細胞機能をそれぞれ評価した。また生存率を比較した。 [結果]1週間生存率はコントロール群で50%、15分間温虚血群で20%であった。 [今後の方針]ラット肝移植モデルで有用性が確認されたOKY-046を大動物であるブタの心停止肝移植モデルに応用し、肝のViability判定指標の改善効果を検討する。 続きを見る