現代社会における「死の社会学」 : 「タブー視される死」の再構成を通して - 九大コレクション | 九州大学附属図書館

＜紀要論文＞
現代社会における「死の社会学」 : 「タブー視される死」の再構成を通して

作成者	作成者名浅利, 宙 Asari, Hiroshi アサリ, ヒロシ所属機関所属機関名九州大学大学院人間環境学研究科 : 博士後期課程 : 家族社会学, 死の社会学 Kyushu University Department of Human Environment Studies, Doctoral Course Student, Family Sociology, Sociology of Death
本文言語	日本語
出版者	九州大学大学院人間環境学研究院
出版者	Faculty of Human-Environment Studies, Kyushu University
発行日	2001-02-16
収録物名	人間科学共生社会学
巻	1
開始ページ	63
終了ページ	79
出版タイプ	Version of Record
アクセス権	open access
JaLC DOI	https://doi.org/10.15017/929
関連DOI	人間科学共生社会学 \|\| 1 \|\| p63-79
関連DOI	Human science sociology and anthropology \|\| 1 \|\| p63-79
関連URI	人間科学共生社会学 \|\| 1 \|\| p63-79
関連URI	Human science sociology and anthropology \|\| 1 \|\| p63-79
関連情報	人間科学共生社会学 \|\| 1 \|\| p63-79
関連情報	Human science sociology and anthropology \|\| 1 \|\| p63-79
概要	本稿は、「タブー視される死」の議論の検討をつうじて、現代社会における「死の社会学」の可能性を考察する。まず、フィリップ・アリエスによる、「タブー視される死」へと至る態度変容の枠組みが、近代社会の成立という視点と近代社会内部の区分という二つの視点から構成されていることを示す。その内実について、ピーター・バーガーの知識社会学などを踏まえながら、公的領域と私的領域、社会のなかの「家族と個人」という観点か...ら整理した。次に、「タブー視される死」という認識が、現在、別の現実を駆動させる上での出発点となっている点に注目した。本稿では、(1)「死の孤独化」や「死の隔離」の議論、(2)「死の社会性」の二つの議論から、現代社会における「死の社会学」の諸課題と可能性を検討し、これらの諸議論は、一方で、新しい死への態度理解に貢献するものとして、他方で、死への態度を理解する枠組みを変容させるものとして評価されうることを指摘した。続きを見る

本文ファイル

ファイル	ファイルタイプ	サイズ	閲覧回数	説明
KJ00000050573-00001	pdf	1.43 MB	7,076

詳細

レコードID	929
査読有無	査読無
地域	日本
地域	Japan
主題	公的領域と私的領域
	public region and private region
	近代社会
	modern society
	「死の社会性」
	"society of death"
ISSN	1346-2717
NCID	AA11519621
タイプ	紀要論文
	Article
	論文
時代・年代	現代
時代・年代	Present age
登録日	2009.09.14
更新日	2020.10.09