遺伝子組換え体を用いた有機塩素化合物の生体レドックス毒性の無侵襲解析

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遺伝子組換え体を用いた有機塩素化合物の生体レドックス毒性の無侵襲解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Analysis of toxicity by organic halogens with in vivo ESR and transgenic mice
責任表示:
内海 英雄(九州大学・薬学研究科・教授)
UTSUMI Hideo(九州大学・薬学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
現在、この地球環境はトリハロメタンや全有機ハロゲン化合物、塩化フェノールやプレダイオキシンなどの有機塩素系化合物などの微量化学物質で汚染されている。最近、これらの有機塩素系化合物の毒性発現に活性酸素や一酸化窒素などの生体ラジカルの生成及びそれに関わる生体レドックス制御異常が密接に関係することがin vitro実験から指摘されている。しかし、抗酸化酵素や抗酸化物質が混在する生物個体内では複雑な生体ラジカル間相互作用並びにレドックス制御が構成されており、有機塩素系化合物の毒性発現と生体レドックスとの関わりはin vitro実験とは異なるものと推測され、生体レドックス制御を理解するためには生体を生きた状態で無侵襲測定することが不可欠である。 電子スピン共鳴(electron spin resonance:ESR)は不対電子のスピンを測定対象とした磁気共鳴法である。申請者らは、生体計測用電子スピン共鳴装置(in vivo ESR)を用い、ニトロキシドラジカルをプローブとしマウス生体のラジカルの生成・消失を無侵襲的に解析してきた。酵素遺伝子を導入したマウスを材料としてin vivo ESRを用いて有機塩素系化合物による生体レドックスへの毒性をin vivo実験で解析することが出来れば、これら酵素遺伝子を導入した培養細胞系を用いたin vitro細胞毒性発現機序の結果と比較解析することでこれら生体レドックス毒性の分子レベルでの解明が可能であると考えられる。 実験に用いた遺伝子組換えマウスは自家繁殖により得た。非組換えマウスと比べて遺伝子組換えマウスの繁殖は難しく、また出生数も少なかったため当初計画より実験が遅れた。そのため、本研究の成果はいまだ印刷物の形で公表するに至っていない。現時点では、研究成果は後述の口頭発表7)、12)、22)等で発表しており、また学会誌へ投稿中である。 続きを見る
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