ヒトリコンビナントGABA-A受容体における全身麻酔薬の結合部位について

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ヒトリコンビナントGABA-A受容体における全身麻酔薬の結合部位について

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
The Study Of Human Recombinant GABA-A Receptor Binding Sites for General Anesthec Drugs
責任表示:
吉田 篤哉(九州大学・歯学部・附属病院・講師)
YOSHIDA Atsuya(九州大学・歯学部・附属病院・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
我々はバキュロウィルスSf9細胞系を用いて種々のサブユニット構成のリコンビナントのヒトGABA受容体を発現させ、パッチクランプ法でGABA電流の麻酔薬における変化を観察した。昨年まではSf9細胞、バキュロウィルスによる発現等を九州大学医学部第二生理学教室に依頼、譲渡してもらっていたが、本年より当教室にて全ての行程を行えるべく準備を進めた結果、現在Sf9細胞は順調に増殖し、我々独自で研究を進めることが出来るようになった。今年度、我々はベンゾジアゼピンがGABAの反応を増強することは知られているが、そのメカニズムには未だ不明な点が多いことに注目し、ベンゾジアゼピンとよく似た分子構造を持つフラボノイドを使って同様に増強効果があるかどうかを観察した。フラボノイドは構造異性体を何種類か使用したが、結果は、GABAの反応に変化が認められなかった。生化学的にはベンゾジアゼピン結合部位にフラボノイドが結合することは報告されている。我々の結果から考察すると、この受容体複合体は非常に特異性が高く、ベンゾジアゼピン受容体はアゴニストを分子構造のみでなく、その電化形態まで含めて認識している可能性が示唆された。 グリシンによって誘発されるクロライド電流は全身麻酔薬によって増強され、またその受容体は中枢神経系に広く分布している。全身麻酔薬は、シナプス前膜およびシナプス後膜に作用して、麻酔効果を発揮していると考えられている。 我々は、ラットの三叉神経脊髄路核の神経細胞を単離して、そのグリシン反応とグリシンによる抑制性微小シナプス電流(mIPSC)を記録して、それらに対するイソフルレンの作用を観察した。 続きを見る
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