HIVおよびHTLV-I感染症における口腔病変の成因に関する研究-特に唾液腺細胞の特性について-

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HIVおよびHTLV-I感染症における口腔病変の成因に関する研究-特に唾液腺細胞の特性について-

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Etiological study of oral disease in HIV and HTLV-I positive patients-characteristics of salivary gland cells-
責任表示:
安部 喜八郎(九州大学・歯学部・附属病院・助教授)
ABE Kihachiro(九州大学・歯学部・附属病院・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
HIVおよびHTLV-I陽性患者において唾液分泌量を検索したところ、高率に唾液分泌量が減少しており、唾液腺障害を起していることがわかった。これらの患者では自己免疫疾患であるシェーグレン症候群患者に類似の異常所見が見られた。唾液腺障害の発症にHTLV-Iがどのように関与しているかを調べるために、唾液腺内のHTLV-IプロバイラルDNAの局在を検討したところ、HTLV-Iに感染したT細胞が唾液腺障害の発症に関与していることが示唆された。唾液腺内でのT細胞由来のサイトカインの産生は、IL-2やIFN-γといったTH1タイプのCD4陽性T細胞によって産生されるサイトカインが主体であった。さらに、それらT細胞が発現するT細胞レセプター遺伝子を解析したところ、特定のT細胞レセプター遺伝子を発現するT細胞が集積していることが示され、それらT細胞の一部はHTLV-Iに感染していないシェーグレン症候群患者の唾液腺内にも検出できた。これらの結果より、HTLV-I感染者では自己反応性T細胞がHTLV-Iに感染することにより活性化・増殖し、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群の発症を惹起することが強く示唆された。また、世界で初めてウサギ顎下腺腺房細胞のカルシウム依存性カリウムチャネルを電気生理学的に検索し、そのチャネルが電位依存性・細胞内カルシウム濃度依存性であることが判った。 続きを見る
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