象牙芽細胞の分化を決定する転写調節因子の遺伝子クローニング

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象牙芽細胞の分化を決定する転写調節因子の遺伝子クローニング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Molecular cloning of transcription factor for odontblast differentiation
責任表示:
赤峰 昭文(九州大学・歯学部・教授)
AKAMINE Akifumi(九州大学・歯学部・教授)
中島 美砂子(九州大学・歯学部・助手)

NAKASHIMA Kisako(九州大学・歯学部・助手)

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本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
象牙質形成因子(GDF11)の上流で特異的に転写を調節し象牙芽細胞への分化を決定づける転写調節因子の遺伝子クローニングを行った。すなわち、DNA結合ドメインの相同性の高い配列を基にしてホメオボックス遺伝子およびジンクフィンガープロテイン遺伝子のプライマーを各々3セット作製した。ラット切歯歯髄からRT-PCRを行い、遺伝子をクローニングし、遺伝子配列を決定した。その結果、ホメオボックス遺伝子としてLim3およびL3が、ジンクフィンガープロテインとしてGli1および新規の遺伝子、G23/Gli5が得られた。G23/Gli5はGliメンバーとジンクフィンガー領域で65%の相同性がみられた。ノーザンブロットの結果、歯牙の他に腎臓にも発現がみられた。whole mount in situではマウス胎生期の10.0日から上顎弓、下顎突起、四肢の前方部に発現し、11.5日ではwhisker follicleにも発現がみられた。歯牙の発生期においては鐘状期の歯髄に特異的に発現し、他のGliメンバーとは全く異なる発現パターンがみられた。G23/Gliの蛋白構造から、象牙芽細胞への分化を抑制している可能性が示唆された。一方腎臓においてはG23/Gli5の発現は12.5日からみられ、BMP7の発現と一致するも分化した糸球体ではG23/Gliの発現は消失し、やはり分化抑制因子としての機能が示唆された。 さらに、マウス染色体遺伝子の配列からジーンターゲッティングを行い、このG23/Gli5の歯牙発生における機能を解析することを試みたが、単独のホモ欠失マウスでは表現型がみられなかった、これはGliメンバーは機能の相補性を有するためと考えられるため、現在、他のメンバーとのダブル欠失マウスの解析を行っている。 続きを見る
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