外因性ホルモン様化学物質の複合汚染による生体影響の総合的アセスメント

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外因性ホルモン様化学物質の複合汚染による生体影響の総合的アセスメント

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Effect of concomitant exposure of endocrine disrupting chemicals and its risk assessment
責任表示:
槇田 裕之(九州大学・大学院・医学研究院・助教授)
MAKITA Yuji(九州大学・大学院・医学研究院・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
本研究では、外因性ホルモン様化学物質と疑われているp, p'-DDEおよびトリブチルスズの未成熟個体や胎仔に対する影響について検討した。それぞれの物質の単独影響と複合影響を観察するため、ラットを、コントロール群、p, p'-DDE(DDE)投与群、トリブチルスズ(TBT)投与群、DDEおよびTBT複合投与群の4群に分け、コントロール群には通常飼料を、それ以外の群にはDDEおよびTBTのいずれかあるいは双方を混入した特殊飼料を自由摂取させた。その後のラットの発育、成長、発達を48週にわたり経時的に剖検を含めて検討した。6週齢以降に生育した個体に対するこれらの被験物質の投与では、TBTはオス、メスともに成長を促進する効果を示した。また、TBTのこの作用は、DDEの同時投与により相殺された。胎児に対する影響を検討した実験では、12週齢のオス、メスのウイスターラットを交配し、妊娠したラットを同様に4群に分け、通常飼料あるいはDDEおよびTBTのいずれかあるいは双方を混入した特殊飼料を、妊娠2日目より授乳期が終了する(出産後21日目)まで母ラットに自由摂取させた。仔ラットは離乳後、すべての群で通常飼料により飼育され、その仔ラットの発育、成長、発達を48週にわたり経時的に剖検を含めて観察、検討した。胎児期からの投与では、TBTは、仔ラットの成長、発達を抑制する傾向を示した。これらの結果から、TBTは哺乳類においても内分泌撹乱作用を有すること、曝露される時期の相違により成長、発達への影響が異なること及びTBTの作用は、DDEの同時投与により阻害されることから、アンドローゲン受容体を介して発現されていると推定された。 続きを見る
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