山岳林における機械化作業が森林地の水土保全機能に及ぼす影響に関する研究

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山岳林における機械化作業が森林地の水土保全機能に及ぼす影響に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
A Study of the Effects of Mechanized Thinning Operation on the Soil and Water Conservation Function of Forest in Mountainous Region
責任表示:
中尾 博美(九州大学・農学部・助教授)
NAKAO Hiromi(九州大学・農学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
森林からの流出水の濁度を指標として、高密度の路網(128m/ha)を基盤とした、高性能林業機械による間伐作業の実施が、森林地に及ぼす影響について検討した。 降雨時、作業林分の渓流の上下2個所の濁度は、瞬間的には等しい、高い値を示したが、降雨時間中に均した平均濁度は、僅かな距離(約300m)流下する中に上流の濁度の約2分の1に低下することが分かった。 無降雨時、作業林分の渓流水の濁度は、未作業林分に比べ僅かに高い値を示したが、未作業林分の作業開始によって、両渓流の濁度に差がなくなるか場合によっては逆転することがあった。作業林分と未作業林分内の流路の精査によって、作業林分の渓流の濁度が上昇する原因は、林内の道路を起源とする土砂流入が繰り返し発生することにあると推論した。流入土砂は浸透能の低い堆積場を形成し、これが下方へ成長することによって、降雨時に、土砂を含む地表流成分の渓流への流入が増加すると考えた。道路排水施設の適切な配置と作業終了後も長期間その機能を維持し続けることによって、間伐作業の主要な目的の一つである森林の水土保全機能の高揚が達成されよう。 渓流への土砂流入形態の一つである、逸散土の流下現象について、経年による残留土砂の粒径分布の変化を取り上げて分析した。建設後の経過年数の異なる(30〜1年)林道の下方斜面に堆積、残留している逸散土は、当初大小の粒径の土粒子が混在しているが、経年により細粒成分が流出し、粗粒化が進む。粒径2.0mm以下の細粒土砂の流出は、建設後4〜10年で地表面の植生が繁茂し安定した後も、30年以上継続するであろうと推論された。逸散土斜面の下方に水源となる渓流がある場合は、適切な土砂流出防止策の設置が必要であると考える。 続きを見る
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