安全に関わる機能システムにおける人的過誤対策とリスク解析に関する研究

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安全に関わる機能システムにおける人的過誤対策とリスク解析に関する研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
The Methodology of Ensuing Safety and Risk Assessment for Prevention of Marine Accidents Originating from Human Error
責任表示:
福地 信義(九州大学・工学研究科・教授)
FUKUCHI Nobuyoshi(九州大学・工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
人的過誤には,システム設計の不完全さ,計装系の欠陥に誘起されて発生するものもあり,誤判断や誤操作の起こり難い対策が不可欠であり、冗長性のある機能システムの設計を行い安全性を確保する必要がある。ただ、安全性の確保には経済的負担を伴い、何らかの負担の限度を定める必要がある。このため、人的・物的損失の評価額と過誤対策のコストの比較より損失期待値の最小化から安全レベルを設定するリスク評価を行う必要がある。 本研究では,機能システムの設計時にその安全性に関する構造分析を行い,事故の生起確率を推定し,これにより改善すべき事象を抽出して,その対策の効果を予め予測する方法を導いた。さらに人間と機械の機能配分と人的過誤の発生過程の分析を行い,これにより機能システムの安全性評価のための解析法とリスク解析手法を確立した。 まず平常時における人的過誤の解析例として乗組員のスキルおよび作業の量的負担の軽減が要求される荷役作業の自動化システムの安全性評価を取り扱い、人的過誤の排除を重要視したシステム設計のあり方について考察した。これには,タンカー荷役実務経験者へのヒアリングおよび実船での荷役操作の実態調査を行い,実業務の分析結果を基に荷役設備のシステム設計を実施し,これより人的過誤の排除対策とリスク評価を試みた。 次に、緊急時の人的過誤の解析例として,船舶居住区の火災時における避難安全システムの設計を取り扱った。このためにまず煙流動状態の解析および避難シミュレーション計算の方法を確立した。これには、緊急時の心理情報の処理過程を模した数学モデルを構築し、認知心理的な影響を組み入れた避難行動の数値シミュレーションを行い,この結果に対し人的過誤対策とリスク評価を行った。 続きを見る
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