ゲノムDNA上のO^6-メチルグアニンに起因する生命現象

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ゲノムDNA上のO^6-メチルグアニンに起因する生命現象

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
作見 邦彦(九州大学・生体防御医学研究所・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
MGMT遺伝子欠損マウスをアルキル化剤で処理し、ゲノムDNA上に生じるO6-メチルグアニンの量を経時的に測定、各臓器細胞のO6-メチルグアニンの修復の有無を調べた。MGMT遺伝子欠損マウスと野生型マウスに代表的なアルキル化剤であるメチルニトロソウレア(MNU)を、個体レベルで100%骨髄死を起こす量(50mg/kg)腹腔内投与し0、2,8,100時間後に解剖して,胸腺、脾臓,肝臓,骨髄の各組織中のゲノムDNA上に存在するO6-メチルグアニンの量を測定した。 その結果,野生型マウスでは、 1 処理前のゲノムDNA上に存在するO6-メチルグアニンの量は約3x10-6(O6mdG/dG)だった。 2 処理後8時間で最大(4-6x10-6(O6mdG/dG))となりMNU投与による増加は2倍弱だった。 3 100時間でほぼ処理前のレベルに戻った。 一方、MGMT遺伝子欠損マウスでは、 1' 処理前のゲノムDNA上に存在するO6-メチルグアニンの量は約3-6x10-6(O6mdG/dG)だった。 2' 処理後8時間で最大(1-2x10-5(O6mdG/dG))となりMNU投与による増加は3〜4倍だった。 3' 100時間もほとんど減少せず、修復活性が欠如していることが証明された。 ゲノムDNA中のO6-メチルグアニンの測定はエッセン大学(ドイツ)のRajewsky研究室で行ったが、サンプルの輸送,互いの意見調整や討論の機会が少ないこと等による障害を感じ,共同実験ではなく自分で測定できるシステムの導入の必要性を感じた。 続きを見る
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転写とDNA修復に関与するXAB2複合体の機能解析 by 中津 可道; NAKATSU Yoshimichi
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