リボ多糖(LPS)刺激によるNF-kB活性化機構

閲覧数: 14
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

リボ多糖(LPS)刺激によるNF-kB活性化機構

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
牟田 達史(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
NF-κBは、免疫グロブリンのκ鎖のエンハンサー領域に結合する転写因子として発見されたが、現在では、MHC class Iや、TNF-α、IL-2、-6、-8などのサイトカイン、細胞接着因子、NO合成酵素など、多種の炎症反応に関与する遺伝子の発現制御にかかわっていることが明らかにされている。TNF-α刺激時には、NF-κBの細胞質におけるinhibitorとしてはたらくIκBαのリン酸化とそれに引き続くプロテアソームによる分解が惹起され、NF-κBが活性化されるが、NF-κB自身によってIκBαの転写が亢進し、その活性化は一時的なものに留まる。一方、LPS刺激時には、IκBαに加え、IκBβが分解を受け、持続的な活性化が起きる。マウスの単球/マクロファージ系由来の培養細胞であるRAW264.7細胞を用いてTNFαとLPS刺激時の細胞の形態変化を比較したところ、LPS刺激時にのみ、マクロファージ様細胞への分化がみられた。すなわち、細胞の持続的な活性化、分化にはIκBαのみならず、IκBβの活性化による持続的にNF-κBの活性化が必要であることが示唆された。そこで、IκBβのリン酸化および分解に関わるタンパク質を検索するため、IκBβをbaitに用いたyeast two hybrid系を用いて、スクリーニングを行った。実際には、全長のIκBβをbaitに用いるとbait単独で擬陽性のシグナルが出てしまうことが判明したため、C末端部を欠損した変異体を用いてスクリーニングを行った。これまでに、未知のタンパク質を含む数種のクローンが得られ、現在、その機能を解析中である。 続きを見る
本文を見る

類似資料: