天然放射性核種をプローブとするエアロゾルの挙動解明

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天然放射性核種をプローブとするエアロゾルの挙動解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
百島 則幸(九州大学・理学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
大気中エアロゾルに含まれている数種類の放射性核種の分析を行い、大気中エアロゾルの動態を明らかにすることを目的とした。 【実験】 九州大学農学部演習林(篠栗地区)と九州大学構内(箱崎地区)に水盤を設置して、月間全降下物を採取した。両地区は約8km離れている。試料は蒸発乾固した後、ガンマ線スペクトルを測定した。Be-7とPb-210が検出された。また、九州大学構内では降雨日のみに水盤を設置して雨に含まれるBe-7とPb-210を測定した。エアーサンプラーにより大気粒子を捕集し、大気エアロゾル中のBe-7とPb-210の測定を行った。 【結果】 篠栗地区と箱崎地区の月間降下物のBe-7とPb-210は同じような季節変化を示した。すなわち、6月と7月に降下量が最も多く、8月に最低を示した。両地区は約8km離れているが、大気降下物はある範囲では同じ程度であることを示唆している。また、Be-7とPb-210ではその起源(Be-7は大気上層、Pb-210は地表面)が異なっているが、同じような季節変化をしていることから、大気中で同様な挙動をしていると考えられる。月間降下量と雨量の関係をみると、雨量に比例した降下量を示しているように見えるが、一致しない部分もあり、気団との関連も考える必用があることを示している。 エアーサンプラーに捕集されたBe-7とPb-210は、採取前の気象条件に依存していることが明らかになった。降雨の直後の晴天の日では低い値を示すことが多く、降雨によるエアロゾルの除去が働いていることが明らかになった。 続きを見る
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類似資料:

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大気エアロゾル予報モデルの開発 by 竹村 俊彦; TAKEMURA Toshihiko
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