表面に特異的な分子鎖熱運動性に基づくブロック共重合体の表面ナノ構造制御

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表面に特異的な分子鎖熱運動性に基づくブロック共重合体の表面ナノ構造制御

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
高原 淳(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
水素末端のポリ(スチレン-b-4-ビニルビリジン)[P(St-b-4VP)-H]対称ジブロック共重合体及びフルオロアルキル基末端のP(St-b-4VP)C_2C_X^Fをリビグアニオン重合で合成した。薄膜をスピンキャストで調製し、表面組成はX線光電子分光(XPS)測定に基づき、また、薄膜の超薄切片を作製し、空気界面での分子鎖凝集状態を電子顕微鏡観察に基づき評価した。423Kで90時間熱処理後のP(St-b-4VP)C_2C_X^FのXPS測定により分子鎖末端のフルオロアルキル基は空気界面に濃縮し、濃縮の程度はフルオロアルキル鎖長の増大とともに顕著になることを見いだした。P(St-b-4VP)-Hの場合、表面自由エネルギーの低いPS成分は熱処理より空気界面へ濃縮された。この場合、ラメラ構造は膜面に平行に配列することが透過電子顕微鏡観察により明らかになった。一方、P(St-b-4VP)C_2C_X^Fの場合、P4VPの低表面自由エネルギー末端基のCF_3が空気界面に局在化するため、末端基に連接されるP4VPは高表面自由エネルギー成分であるにもかかわらず熱処理後も表面に存在し、ラメラは膜面から傾いて存在した。一方、Stブロックを重水素でラベルしたP(St-b-4VP)C_2C_X^F膜の中性子反射率測定の結果、長周期に対応する反射は観測されず、ラメラが膜面に平行に配列しないことが明らかになった。 続きを見る
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