水熱処理半導体酸化物コロイド粒子を用いる高感度・高安定性ガス感応膜の調製法の確立

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水熱処理半導体酸化物コロイド粒子を用いる高感度・高安定性ガス感応膜の調製法の確立

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
PREPARATION OF HIGHLY SENSITIVE AND STABLE GAS SENSING FILM BY USING HYDROTHERMALLY TREATED SEMICONDUCTING OXIDE COLLOIDAL PARTICLE
責任表示:
山添 昇(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
YAMAZOE Noboru(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
薄膜型半導体ガスセンサは、高いニーズがあるもののまだ実用化に至っていない。最近は、ppb〜ppmレベルの極微量計測や厳しい環境下での長期計測が可能なセンサが求められており、高感度・高安定性のための全く新しい設計コンセプトを導入する必要がある。本研究では、水熱処理法が半導体酸化物微粒子およびそれを用いた感応膜素子に及ぼす効果を検討した。 1.水熱処理酸化スズゾルの調製および熱成長特性 酸化スズゾルの調製のためのスズ酸沈殿(ゲル)は、中性付近の温和な条件で得られるものが、水熱処理によって良質なゾルに転換できることを示した。水熱処理で得られる酸化スズゾルは、平均粒径約6nmの均一な一次粒子(結晶子)からなる結晶質のコロイド分散系であった。また、スズ酸の含量によって、コロイド粒子の分散状態が変化することを示した。 スズ酸ゲルを焼成すると、通常焼成温度に伴って直線的に粒子径が増大するが、水熱処理酸化スズは焼成時の粒子成長が抑えられ、1.8wt%ゾル溶液からの場合、900℃の焼成後では半分以下の約13nmにとどまり、高い熱安定性を有することを見出した。 2.水熱処理ゾルから作製した膜型素子のガス検知特性 アルミナ基板上に適当なスピンコート条件で酸化スズを堆積させれば、基板とよく密着した微細で均質な酸化スズ粒子の堆積膜が作製可能であることを示した。得られた薄膜型センサは、H_2およびCOに対して従来の焼結体型素子よりはるかに高いガス感度を示し、ppmレベルのガスを検出できることを実証した。この高感度化は、薄膜化による膜厚の効果と、微粒子安定化による粒子径効果により達成されたものと考えられる。さらに、ガス感度はH_2に対しては膜厚が大きくなるに従い低下する傾向が見られるが、COに対してはこのような傾向がほとんどなく、ガス拡散性の違いが関係すること、また同一膜厚では粒子径が小さいほど高感度となる傾向があることなどを明らかにした。 続きを見る
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