大規模電磁場擾乱の極冠域から赤道域への侵入・伝播過程

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大規模電磁場擾乱の極冠域から赤道域への侵入・伝播過程

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Global Penetration and Propagation Processes of Electromagnetic Disturbances from the Polar to the Equatorial Ionosphere
責任表示:
湯元 清文(九州大学・大学院・理学研究院・教授)
YUMOTO Kiyohumi(九州大学・大学院・理学研究院・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2001
概要(最新報告):
本研究の目的は、極域から赤道域にわたる地球大気遷移圏(電離大気と中性大気が混合する80kmから数100kmの領域)での大規模な電磁気的な力学・作用過程を解明するために、WIND衛星やIPS衛星の太陽風や粒子観測データと地上で観測された大規模な変動電磁場との総合的な比較解析をすることによって、太陽風擾乱現象の空間・時間スケールと地上の磁気赤道域まで侵入できる大規模な変動電磁場との因果関係を明らかにし、更に、これらの地上・衛星の総合的なデータ解析結果を踏まえ、特に、極冠域と磁気赤道域における太陽風、磁気圏、電離圏、大気圏、地下を含めた電磁力学的な結合・作用過程を理論的に明らかにすることである。 上記の研究目的に対し、平成10年度から平成13年度にかけて、以下の研究成果を得ることができた。 (1)極冠域と磁気赤道域での大規模変動電磁場観測 210°磁気子午線と磁気赤道に沿った観測ネットワークの特に、アラスカ、ロシア域と磁気赤道域の磁力計、電場計、オーロラ分光計等の機器の保守点検を行い、赤道域の観測点間との絶対時刻精度を1秒以内に保った同時観測の高精度のデータを確保した。また、グローバルな電場変動に対応する電離層変動を観測する為に、福岡県篠栗にFW-CWレーダーを設置し、イオノゾンデモード、ドップラーモードでの定常運用を実現し、前述のネットワーク観測との比較研究を可能にした。 2)総合的データ解析研究 アラスカやシベリアのオーロラ帯とカナダの極冠域で観測される太陽風変動に伴うオーロラ、大気電場・降下粒子・大規模変動電磁場の諸特性について時間・空間的な相関解析研究を行った。その結果、極域の変動の形態や諸特性などを確立する、一方、WIND衛星やDMSP衛星の太陽風や粒子観測データとも比較解析することにより、太陽風の変動の空間・時間スケールと極冠域の地上の電磁場変動との相関性に関する手懸かり得られた。 (3)理論的な電磁気結合の考察 極域で得られた高精度の総合的なデータ解析結果を踏まえ、太陽風領域から極冠域への電磁気擾乱の侵入、更に、磁気圏、電離圏、大気圏、地下の電磁的な結合系の中の磁気赤道域への伝播過程についての理論的な考察がなされた。 続きを見る
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