刷込みを受けるゲノムドメインの境界の構造と機能

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刷込みを受けるゲノムドメインの境界の構造と機能

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Structure and Function of the Boundaries of Imprinted Genome Domains
責任表示:
佐々木 裕之(国立遺伝学研究所・総合遺伝研究系・教授)
SASAKI Hiroyuki(国立遺伝学研究所・総合遺伝研究系・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
ゲノム刷込みを受ける哺乳類の遺伝子はクラスターを形成しており、刷込みドメインと呼ばれる機能単位が存在する。しかし個々のドメインが如何にして規定されているのか、ドメイン間の干渉が如何にして遮断されているのか不明である。そこでマウス第7染色体遠位部にある刷込みドメインのセントロメア側の境界(H19-L32mrp遺伝子間領域)を対象として、ドメイン境界を遮断する機構を調べ、以下の成果を得た。1.まずこの境界領域の全構造を決定し、刷込みを受けずかつ翻訳されない転写物Nctc1を同定した。2.ヒト-マウス間の塩基配列比較により境界領域内に合計10箇所の保存された配列があることが判明したので、個々の配列を検定用ベクターに接続してトランスジェニックマウスを作成した。その結果、10箇所のうち7箇所はそれぞれ特有の組織で働く組織特異的エンハンサーであることが分かった。3.L23mrpがこれらのエンハンサーを利用できないのは境界配列(インスレーター)があるためかプロモーター・エンハンサー不適合によるのかを区別するためトランスジェニックマウスを用いて調べたが、予想に反してL23mrp自身のプロモーター効果が非常に強かったため、エンハンサーの効果の有無の判定が困難であった。4.まとめると、この領域には翻訳されない転写物や組織特異的エンハンサーのクラスターがあることが分かり、これらのユニークな特徴からグロビンLCRと同様な境界決定を行っている可能性が示唆された。 続きを見る
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