高齢者における歯・歯周組織・義歯・口腔細菌と嚥下性肺炎との関連

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高齢者における歯・歯周組織・義歯・口腔細菌と嚥下性肺炎との関連

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Relationship between aspiration pneumonia and oral conditions such as teeth, periodontal tissues, dentures and oral bacteria in the elderly.
責任表示:
齋藤 俊行(九州大学・歯学部・助手)
SAITO Toshiyuki(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
高齢者の口腔の状態と嚥下性肺炎との関連を調べる目的で、1999年2〜4月に療養型医療施設(福岡市、原土井病院)に入院中の高齢者307人(男80人、女227人、平均年齢81±11、無歯顎者110人、有歯顎者197人)を対象に口腔と全身の状態に関する調査を行った。調査対象の90%が準寝たきり及び寝たきりであった。寝たきり状態の者では、義歯装着率が低く、C4が多く、上顎の歯石や口蓋部の汚れが多かった。歯数や歯周炎との関連は特に認められなかった。 肺炎の1つの指標として37.5℃以上の発熱の回数と実日数を8ヶ月後の1999年12月まで追跡調査したところ62%に発熱があった。年齢、ADL(4段階)で調整し各変数との追跡期間における発熱の回数および発熱の実日数との偏相関を調べたところ、歯数、上下の咬合部位数、口蓋の汚れ、痰などと弱い相関が認められた。また同様に有歯顎者156人において口腔清掃状態と発熱との偏相関を求めたところ、下顎前歯部のPI(プラークインデックス)が発熱の回数、実日数ともに弱い負の相関が認められた。デンチャープラークや歯周ポケットは発熱との間には関連は認められなかった。平均アタッチメントロスは発熱の実日数との間に弱い相関が認められた。 発熱の有無を従属変数とし年齢、ADL(4段階)で調整したロジスティック回帰分析を行ったところ、15本以上の歯を有する者の発熱の調整オッズ比は2.3(P=0.011)であった。さらに、有歯顎者のみについて変数にPIを追加して同様の分析を行ったところ、歯数15本以上の者のオッズ比は2.83(P=0.012)であった。PIは高い方が発熱のオッズ比は低い傾向にあった。また、無歯顎者、有歯顎者ともに義歯未装着者にくらべ義歯装着者のほうが発熱のオッズ比が低い傾向にあった。本研究は更にデータを整理した上で詳細に検討していく必要がある。 続きを見る
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