下顎運動の3次元生体力学シミュレーションモデルを用いた小児期咀嚼機能の解析

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下顎運動の3次元生体力学シミュレーションモデルを用いた小児期咀嚼機能の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Analysis of masticatory movements in children using three-dimensional dynamic simulation model
責任表示:
山崎 要一(九州大学・歯学部・附属病院・講師)
YAMASAKI Youichi(九州大学・歯学部・附属病院・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
コンピューターシミュレーションを応用して、小児の下顎運動の3次元シミュレーションを行うために、今回は特に、正常咬合児のほかに咬合異常を有する乳歯列期小児からも下顎運動再現に必要なパラメータを抽出した。 まず、骨格性要因を含む反対咬合と診断された乳歯列期小児の習慣性開口運動(反対咬合児群,正常咬合児群,各14名)、前方滑走運動(両群,各11名)について、1.切歯点および顆頭点の矢状面からみた運動経路、2.下顎の移動量と回転角度、3.顆頭の前方移動のタイミング、4.顎顔面形態との関連、について検討し、その結果をJournal of Oral RehabilitationとJournal of Cranio Mandibular Practice(両者とも印刷中)に報告した。切歯交換期の反対咬合児についても、反対咬合群8名、正常咬合群8名、乳歯列期に被蓋改善を行い咬合が安定している改善群7名のパラメータ抽出を行なったところ、早期に反対咬合を改善した症例は、反対咬合群と正常咬合群の中間的な下顎動態を示す可能性が示唆された。 また、正常咬合者については、10回連続開閉口運動時の生理的現象として観察される頭部運動の収束点を検索するため、正常咬合を有する乳歯列期小児、混合歯列前期小児、及び成人女性(各8名)について調査した。その結果、回転運動の様相を示す頭部運動収束点は成人では頚椎の上方の体軸上に存在していた。そして乳歯列期は上下動が大きく単純な運動を行っているのに対し、成人では範囲が小さく複雑な運動を行っており、混合歯列前期は両者の中間的性質を示していた。 乳歯列期小児33名と成人21名の側方滑走運動路(各129運動,100運動)を比較し、得られた結果の一部は研究成果報告書に記載予定である。 小児期下顎運動の3次元的再現に関してはその一部をJournal of Dental Research(79:1890-1895)に3次元咬合接触状態の解析として報告した。 以上より、小児下顎運動の3次元シミュレーションに必要な多くのパラメータを採取でき、乳歯列期小児の下顎運動中の3次元動態を再現することができた。 続きを見る
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