ヒト1番染色体長腕上の子宮内膜癌抑制遺伝子のクローニング

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ヒト1番染色体長腕上の子宮内膜癌抑制遺伝子のクローニング

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
CLONING of TUMOR SUPPRESSOR GENE LOCUS for ENDOMETRIAL CARCINOMA on CHROMOSOME 1
責任表示:
加藤 秀則(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
KATO Hidenori(九州大学・生体防御医学研究所・講師)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
Chr.1q12-q31に欠失をもった1番染色体(A9DIQ)を微小核融合で細胞内に導入すると、IshikawaやHHUAなどの子宮内膜癌細胞株を老化に導き、子宮内膜癌抑制遺伝子は1番染色体長腕1q31-telに存在すると考えられた。 遺伝子のクローニングのための第一段階として、放射線照射により得られた種々の長さの欠失をもった1番染色体を作製した。これらを微小核融合を用いて子宮内膜癌細胞株(HHUA)に導入した。その結果、1q32-41(STS549-STS1609)の領域にHHUAを老化に導く活性が存在することが判明した。この遺伝子座領域をさらに限局する他の方法として、内膜癌症例60例の検体を用いて、1q32-41内のSTSマーカーにより、ヘテロ接合性消失の検討を行った。約1Mb毎に設定したマーカーによる解析で、D1S459-225の1Mb以下の領域に60%以上の頻度でLOHが観察され、子宮内膜癌抑制遺伝子は、このD1S459〜225の領域に存在することが明らかとなった。この領域は1Mb以下であるため次のステップとして、D1S459及び225陽性YACクローンをGenethon社から得、キメラ化していずD1S459及び225陽性YACクローンとして748H11を得た。748H11ベクターにG418耐性遺伝子を組み込みHHUAにスフェロブラスト化とポリエチレングリコールによる細胞融合を用いて導入し、細胞死誘導活性を検討した結果79%の細胞クローンに細胞死が誘導された。次に748H11に含まれるBACクローンを得、HHUAに導入し、細胞死誘導活性を検討した結果、ひとつのBACクローンで細胞死が誘導された。この活性をもったBACクローンからpusfield電気泳動法を用いてできるだけ純粋なDNAを出し、我々が作製した正常子宮内膜cDNAライブラリーと液相にてハイブリダイズしたのちこのBACクローンにコードされるcDNA群を得た。このcDNA群を再度元のBACあるいはYACクローンとハイブリダイズさせ真にこの領域に含まれるcDNAを現在3個程得ている。このうちひとつに癌組織での高率な塩基配列変異が観察され、現在さらに詳細な検討を行っているが、このクローンが目的の遺伝子である可能性が高い。 続きを見る
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