転写調節因子からみた自己免疫性甲状腺疾患の病因・病態の解明と新しい治療薬の探索

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転写調節因子からみた自己免疫性甲状腺疾患の病因・病態の解明と新しい治療薬の探索

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Transcription factoys in autoimmune thiroid disease : its relevance to pathophysiology and novel therapeutic strategy
責任表示:
生山 祥一郎(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
IKUYAMA Shoichiro(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
Adipose differentiation-related protein(ADRP)は脂肪細胞の分化に伴って発現する蛋白で、分化初期の脂肪滴の小さい時期に脂肪滴を構成する蛋白であるが、マクロファージや肝細胞などにも発現し、遊離脂肪酸やステロールの細胞内取り込みに関与することが示唆されている。この蛋白は炎症のmediaterとなりうる遊離脂肪酸輸送に関与すると考えられ、抗炎症薬の標的となりうる可能性があるため、本研究ではADRPの遺伝子発現調節機構におけるperoxisome proliferator-activated receptor(PPAR)リガンドの作用を検討した。マウス肝細胞NMuLiにPPARγリガンドであるtroglitazone、pioglitazone(ともに10^<-6>〜10^<-5>M)および15-deoxy-D12,14-PGJ2(5×10^<-7>〜5×10^<-6>M)を添加すると用量依存的にADRP mRNA発現が増加し、この発現増加はactinomycin Dの存在により完全に阻害された。一方、PPARαリガンドのfenofibrateやbezafibrateはADRP発現を増強しなかった。同様の成績をマウスマクロファージ系細胞J774.1でも得た。次に、マウスADRP遺伝子のプロモーター領域約2.8kbをクローニングしluciferaseリポーターを作製して、NMuLi細胞で活性を測定した。この結果-1890〜-2307bp領域にPPARγの主要な作用部位が存在すると予測されたが、PPARγ応答配列は認めなかった。ADRP遺伝子発現はPPARγにより制御されており、PPARγリガンドはこの機序を介して脂質代謝や抗炎症作用に関わる可能性が考えられた。 続きを見る
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