アサガオの形態形成突然変異体の解析

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アサガオの形態形成突然変異体の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
仁田坂 英二(九州大学・大学院・理学研究院・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
子葉・本葉・花と植物体全体が細くなる突然変異体である立田遺伝子(maple)が体細胞突然変異で復帰したシュートを材料に、PCRベースのsubtraction法であるRDA法によって候補のゲノム領域を3領域まで絞り込んだ。立田変異体は現在作製しているアサガオの統合的連鎖地図にも取り込んでおり、現在、これらの候補領域の分子マーカーを作製し、この地図と比較している。新規の吹詰変異体(fuk)は、分裂組織が巨大化し、花器官数の増加・茎の棍棒状化などの表現型からArabidopsisのclv変異と相同な変異だと考えられる。そのため、CLV1,CLV2,CLV3と相同性のあるアサガオの遺伝子を単離した。突然変異体と野生型の転写産物の比較をこれらの相同遺伝子について行ったところ、少なくともInCLV1-A,B InCLV2は突然変異形質には関係していなかった。今後、他のclv様変異を示す変異などにも拡張して、吹詰変異の原因遺伝子を同定する。また、この変異体はしばしば貫生花や、心皮内に萼化した花をつくるということもわかっており非常に興味深い。アサガオで機能欠失型変異は八重咲になる牡丹(DP)をクローニングしてくる過程でもう1コピーのC機能MADS-box遺伝子である芍薬(PN)が得られた。この機能は不明であるが、キンギョソウのFAR遺伝子の研究から同様に牡丹遺伝子の機能を補足していると考えていた。しかし、芍薬の分子マーカーを作製し、連鎖地図上に張り付けたところ、古典地図上の手長牡丹(deformed)とほぼ近い位置にあることがわかった。この突然変異体の表現型は、雄ずいだけでなく、しばしば心皮まで花弁化し、子葉・本葉の葉柄が長くなることが報告されており、アサガオではArabidopsisやキンギョソウとは異なる形でC機能遺伝子が働いている可能性が示唆された。 続きを見る
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