視覚中枢の多様なデザイン:同一機能を担う異なる高次神経システムの総合的研究

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視覚中枢の多様なデザイン:同一機能を担う異なる高次神経システムの総合的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
藤 義博(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
視覚認知の神経機構は21世紀に飛躍的な進歩が期待される脳の研究分野であり、視覚神経回路の系統的視点も重要となる。世界のトップレベルの視覚中枢の研究を推進するためには、伝統的諸分野(無脊椎動物の理学、脊椎動物の医学など)を特定領域研究として総括し、効率的研究体制をとることが緊急の課題である。本研究は特定領域研究の研究領域申請の可能性を調査する目的で、視覚研究の各分野で先端的研究を進めている研究者で組織した。 班会議を2回開催し、この研究分野の今後の重要な課題について検討した。さらに、分担者および国内の視覚研究の研究者も招いて、平成10年12月、「ものをみる神経メカニズム」と題した公開シンポジウムを開催した。理学、医学、工学、心理の分野で視覚の高次機能を研究している最先端の研究者を演者とした。講演は、昆虫からヒトまで、あるいは伝統的電気生理学的研究から数理モデルによる解析まで多岐にわたっていたが、それらの研究の目的は、ものを見るメカニズムを解明に収斂していた。 班会議、シンポジウムを通して、『視覚の高次機能』という極めて明確な、ある意味では限られた、研究領域で、所属、研究手段を大きく異にする研究者が最先端の研究を目指していることが明らかになった。1970年代に医学、理学、工学等の網膜的研究を包括する総合研究、特定研究が複数組織され、網膜の研究は世界の先端レベルに達した実績からも、分野、研究方法の異する研究者を一元化する組織の必要性を痛感した。 そこで、本研究班では昆虫からヒトまでを対象とし、行動学、心理学、生理学、工学等の研究者を包括する特定領域を申請することが、我が国の視覚研究には急務であるとの結論をえた。具体的には、現在進行中の特定領域との整合性を検討し、平成12年度文部省科学研究費の特定領域に申請することとした。 続きを見る
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