表面プラズモン共鳴バイオセンサーを応用した歯周病の簡易診断法の開発

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表面プラズモン共鳴バイオセンサーを応用した歯周病の簡易診断法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
古賀 敏比古(九州大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
近年、歯周炎のいくつかの病型は特異的な細菌により惹起されるとされている。そこで、歯肉縁下ブラーク中に生息する歯周病細菌の同定や血清中の歯周病細菌特異抗体価の測定が、歯周病の診断にとって重要だと考えられる。本研究では、表面プラズモン共鳴バイオセンサーであるBIAcore装置を用いて、Actinobacillusactinomycetemcomitans(Aa)の3種類め血清型特異多糖抗原に特異的な抗体価測定系の開発を目指した。まず、AaATCC29523株(a血清型)、Y4株(b型)、NCTC9710株(c型)の全菌体よりオートクレーブ法によりそれぞれ血清型a特異抗原(SPAa)、血清型b特異抗原(SPAb)、および血清型c特異抗原(SPAc)を抽出後、カラムクロマトグラフィー法により精製した。ついで、精製抗原をビオチン化したのち、ストレブトアビジンでコートされたBIAcore測定用センサーチップに固定化した。さらに、センサーチップ上に固定されたSPAa、SPAb、およびSPAcと各血清型のAa全菌体に特異的な抗体との反応をBIAcore装置を用いて測定した。その結果、血清型a特異抗体においてはSPAaで固定化したセンサーチップに対してのみ濃度依存的にRU (resonance unit)値の上昇が認められた。同様に、血清型b特異抗体と血清型c特異抗体はそれぞれSPAbとSPAcで固定化されたセンサーチップとのみ反応した。コントロールとして用いたウサギ非免疫血清では、RU値の上昇はいずれのセンサーチップにおいても認められなかった。以上の結果から、本検出系を用いることでAaの血清型特異抗体価の測定が可能であることが示された。 続きを見る
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