腫瘍細切片とGM-CSF遺伝子組換えアデノウイルスを用いた免疫遺伝子治療

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腫瘍細切片とGM-CSF遺伝子組換えアデノウイルスを用いた免疫遺伝子治療

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
田中 雅夫(九州大学・医学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998
概要(最新報告):
(1)まず、pilotstudyとしてハムスター膵癌細胞(HPD-2NR)とマウス乳癌細胞を用いてGM一CSF遺伝子組換えアデノウイルス感染腫瘍ワクチンの抗腫瘍効果について検討した。それぞれの腫瘍を用いて実験群は以下の3群(n=5)を作成した。(A)対照群:生食皮下投与。(B)照射単独群:膵癌細胞(5×100000)に100Gyの放射線照射のみ行い皮下投与。(C)腫瘍ワクチン群:膵癌細胞(5×100000)にGM-CSF組換えアデノウイルスを感染させ(感染効率:100)、100Gyの放射線照射した翌日にハムスター皮下に腫瘍ワクチンとして投与した群。各群に対して1週間後に腫瘍細胞(1×100000)をchallengeし、腫瘍の生着率とサイズを測定した。【結果】ELISAにて上清中のGM-CSFの発現はA、B群:0であったが、C群:360ng/1000000cells/24hrと高発現が認められた。Challenge後18週の時点で、膵癌の生着率はA、B、C群それぞれ80、40、0%、腫瘍サイズは、15700±10300、690±980、0立方mmと腫瘍の生着率、サイズともに腫瘍ワクチン群で完全に抑制された。乳癌においてもほぼ同様の結果であった。 (2)両腫瘍細胞に対してGM-CSF組換えアデノウイルスを用いた腫瘍ワクチンが有効であることが証明されたので、続いて腫瘍細切片を用いた腫瘍ワクチンの実験系にとりかかった。腫瘍細切片をGM-CSF組換えアデノウイルス液に1時間浸し、100Gyで放射線照射を施行した24時間後に上清のGM-CSF濃度をELISAにて測定、GM-CSFが発現されていることを確認した。現在、腫瘍細切片を用いた腫瘍ワクチンの実験を施行中である。 続きを見る
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