歯根肉芽腫内にて骨代謝を制御する細胞の機能解析

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歯根肉芽腫内にて骨代謝を制御する細胞の機能解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
前田 英史(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
今回の研究は、根管治療後の肉芽組織の骨性の治癒機構について調べたものである。3人の患者より、根尖切除時に歯根肉芽腫を摘出し培養を行った。得られた細胞は、培養当初アルカリフォスファターゼ活性を示さなかったが、細胞の増殖に伴って、その活性を増した。また培養4週目にはβグリセロフォスフェイトとアスコルビン酸の存在下で石灰化物様構造物を形成することが解った。さらに、これらの細胞の1つを脱灰骨と上記の試薬と共に6週間培養したところ、多数の石灰化物様の構造物を形成していた。この物質のX線解析を行ったところ、カルシウムとリンとからなる石灰化物であることが明らかになった。結論として、炎症性の根尖部肉芽組織内には、骨芽細胞様細胞へと分化し脱灰骨の中に石灰化物を形成する能力を有した細胞が含まれている。これらの結果は、肉芽組織内に含まれる未分化な細胞が、根管治療後の骨性の治癒に関与している可能性を示唆している。 続きを見る
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