MRIおよび顎運動装置による顎変形症の三次元形態・運動総合解析システムの開発

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MRIおよび顎運動装置による顎変形症の三次元形態・運動総合解析システムの開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
後藤 多津子(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
昨年度は、解析システム構築を行った上でコントロール群となる正常者を解析しその有用性の検討が確認された。解析方法及び結果はカナダ・バンクーバーにおけるIADR(国際歯科研究学会)で討議すると共に、旧留学先British Columbia大学の恩師、Dr.Hannamらのレビューを受け、国際的視野に立った研究方法として確立させた。そこで今年度は解析システムを顎変形症患者へ適用することと、顎変形症の咀嚼筋の特性を明らかにする目的で研究を行った。 まず患者のためのインフォームドコンセントの手順の確立ならびにシステム改造を行い、患者用計測システムの使用方法を確立した。次に骨格性の下顎側方偏位を伴う顎変形症患者10名を被験者とし、MRIで非侵襲的に顎顔面を撮影した。このとき顎運動機能も解析するために、閉口、開口両状態を撮影した。その画像データをコンピュータに取り込み、各咀嚼筋をトレース、再構築した。そして筋の開閉口時における長さおよび体積を求め、かつ運動による変化を解析した。かつワークステーション(Octane)上で咀嚼筋の長さや断面積変化の計測が行えるようにシステム改造を行った。ならびに3次元形態とその運動による変化が立体グラフィック表示できるようになり、筋の形態や走行を視覚的にわかりやすくとらえることが可能となった。 その結果、正常者のみならず下顎側方偏位を伴う顎変形症患者における咀嚼筋の3次元的長さ、体積データより各咀嚼筋の特性が明らかになった。特に開口運動において体積変化が開口筋としての役割を表す客観的指標となりうる可能性が示唆され、顎機能解析における本システムの有用性が確認された。 続きを見る
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