樹林帯を利用した土砂災害対策工の開発

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樹林帯を利用した土砂災害対策工の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Counter Measures for Debris and Flood Flows Disasters by Using Natural Woods
責任表示:
橋本 晴行(九州大学・大学院・工学研究科・助教授)
HASHIMOTO Haruyuki(九州大学・大学院・工学研究科・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-1999
概要(最新報告):
山麓や渓流沿いに存在する樹林帯は,土砂流出を抑制するなど様々な防災的機能を持つものとして古くより利用されてきた.加えて近年では,豊かな自然環境を創造するものとして注目されている.本研究の目的は,災害時における樹林帯の特性スケールと土石流,土砂流などの挙動との関係,樹林帯内における流体力や掃・浮流砂量,樹林帯の景観工学的効果などについて調べるころである.得られた結果は以下の通りである. (1)移動床水路において樹林帯を一様に設置し,浮流砂濃度分布を調べる実験を行った.樹木の抗力を考慮した有効摩擦速度を用いると,樹林帯内の浮流砂濃度分布はRouse分布に良く適合することが分かった.また,有効摩擦速度より得られた有効掃流力を用いると通常の掃流砂量式によって掃流砂量が評価されることが分かった. (2)流れに対する樹林帯の強度特性や抵抗則を明らかにするため,円柱群に作用する抗力の直接計測を行った.円柱群内にある単独円柱の抗力係数は、樹林帯密度の増加に伴い大きくなり、一様流中に置かれた単独円柱の抗力係数値より大きくなることを確認した。 (3)既往の災害について実現を調査し、土石流等の掃流力、流体力、最大曲げモーメントから樹林の破壊限界を求めた。また、水埋模型実験により遊砂地内に存在する樹林の密生度と遊砂地内への土砂の堆積量、侵食量の関係を求めた。 (4)1990年熊本県一宮町の土石流災害を対象として,樹林帯のスケールやその配置および地形条件(勾配等)と土石流の挙動との関連性を調べた.そして,得られた知見と従来からの取り組みを参考にして,樹林帯の定量的評価を基礎とした配置計画に関する検討を行った. (5)河畔林・樹林帯が河川の景観的印象に与える効果を明らかにするため,実験水路,人工水辺空間,および実流域河川を対象としたSD法と一対比較法による視覚心理実験を行った.その結果,光と色彩が河川の水量感に与える影響,水面の陰影の河川の好ましさに対する効果,景観の構図と評価との関係等が明らかにされた. 続きを見る
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