グローバル化によるグアテマラ国家ナショナリズムと汎マヤ・エスニシティの形成

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グローバル化によるグアテマラ国家ナショナリズムと汎マヤ・エスニシティの形成

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Guatemalan Nationalism and Maya Ethnicty under Globalization
責任表示:
太田 好信(九州大学・大学院・比較社会文化研究院・助教授)
OTA Yoshinobu(九州大学・大学院・比較社会文化研究院・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1998-2000
概要(最新報告):
1996年和平協定締結以後のグアテマラでは、社会が急速に変化している。たとえば、本研究における過去3年間でも、(1)REMHIやCEHの報告書の刊行、(2)憲法改正の国民投票、(3)教育改革運動、(4)元左翼ゲリラの定住化プログラムの展開などの動向があった。また、2000年1月にはポルティーヨ氏が新大統領として就任した。新閣僚たちの顔ぶれも多彩であるが、それははからずもFRG党の内部事情の複雑さをを示す結果となった。いまだ政治の方向性すら予測できない状況にある。そのようななか、本研究を継続した3年間において、以下のような結論をえた。しかし、上述したとおり、グアテマラは現在も予測ができない社会変化が多々起きつつあり、それらの結論はいまだ暫定的といわざるをえない。 先住民の諸権利に関する合意が成立してから活発になったマヤ運動は、いまでは左翼勢力に代り、グアテマラ社会ではもっとも革新的公約をかかげ民主化に努力する力を提供している。しかし、その力は逆にマヤの台頭を怖れるラディーノには新たな抑圧を行う原因を与える。マヤ民族の虐殺という暗く重い過去を乗り越え、和解をとおした国家再建という新たなプロジェクトは、抑圧の反復でも抑圧にたいする反抑圧でもない、共同性の回復にある。それを可能にするポジションにあるのは、ラディーノではなくマヤ民族の指導者たちである。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

12
大地の叫び : グアテマラ先住民族の闘争 by Menchú, Rigoberta; Comité de Unidad Campesina; 神代, 修
12.
大地の叫び : グアテマラ先住民族の闘争 by Menchú, Rigoberta; Comité de Unidad Campesina; 神代, 修