拘束強せん断変形法による結晶粒の超微細化機構の解析

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拘束強せん断変形法による結晶粒の超微細化機構の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
根本 實(九州大学・工学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
拘束条件下で材料に強ひずみを加えるECAP(Equal Channel Angular Pressing)法によれば材料の大きさは加工の前後で変わらず,酸化などの汚染もなく,孔のないバルク状態の超微細結晶粒材料が得られる.プロセスはきわめて単純で,適用できる材料に原理的に制約がなく,従来の材料特性を飛躍的に向上できる可能性がある.繰り返しプレス中材料の挿入方向の仕方によりいろいろなせん断変形を合成することができる.まず,このせん断変形をモデル実験により明らかにし,塑性変形組織を設計できることを示した.つぎに,いろいろなrouteでプレスした純Alについて歪の各段階での組織を光学顕微鏡および電子顕微鏡で解析した結果,モデル実験とよい一致が得られ,同時に結晶粒の微細化は動的再結晶により起こること,せん断方向の組み合わせにより結晶粒界における傾角変化の速さが異なり,結晶粒の微細化には繰り返しせん断を三次元的に組み合わせることが最も有効であることが明らかとなった.この結果を基に,超塑性特性発現のための基本条件,すなわち,微細粒,固溶強化,組織の熱的安定性を考慮してAl-Mg-Sc合金をECAP処理した結果,きわめて優れた超塑性特性が発現し,ECAP法が超塑性材料の組織設計にきわめて有効であることが明らかとなった. 続きを見る
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