ミクロポーラス有機ゼオライトの触媒作用

閲覧数: 12
ダウンロード数: 0
このエントリーをはてなブックマークに追加

ミクロポーラス有機ゼオライトの触媒作用

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
青山 安宏(九州大学・有機化学基礎研究センター・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
アントラセン-ビスレジルシン(1)の多孔質結晶がアクロレイン(ジエノフイル)と1、3-シクロヘキサジエンとのディールス・アルダー反応やシトロネラールのエン反応においてゼオライト様の触媒作用を示すこと認めた。X線結晶構造を含む詳細な検討の結果、以下のことがらが明らかとなった。 (1)触媒作用は固体状態のホストによりもたらされ、空孔内反応が律速である。 (2)固体触媒であるホスト1を粒子(約1mm^3)として用いても、粉末として用いても触媒効果(触媒の再生(ターンオーバー)速度)には殆ど変化がない。このことは、触媒作用が単なる表面現象ではなく、内部の空孔が本質的に関与していることを示している。(3〉しかしながら、アクロレインよりも大きなアクリル酸エチルを用いると空孔内野反応は起こるが生成物が空孔を離脱せず、従って、触媒として機能しない。(4)アクロレインとの反応においても触媒反応の速さは有機合成で常用される可溶性のルイス酸触媒に比べると著しく低い。 これらの結果は、水素結合ネットワークのゲストに対する誘導適合能が触媒作用にとっては不利に働くこと、および、より強いルイス酸性を示すであろう金属配位ネットワークへの展開が必要なこと、などを強く示唆している。 続きを見る
本文を見る

類似資料: