ノックアウトマウスによるGDFの歯牙発生における機能解析

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ノックアウトマウスによるGDFの歯牙発生における機能解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Function of GDFs in Tooth Development
責任表示:
赤峰 昭文(九州大学・歯学部・教授)
AKAMINE Akifumi(九州大学・歯学部・教授)
中島 美砂子(九大・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
TGF-βスーパーファミリーに属する新規の遺伝子をラット切歯歯髄のRNAからRT-PCR法にてクローニングし、GDF11と命名した。このGDFllはGDF8とmature regionで90%のアミノ酸配列の相同性がみられた。ノーザンブロットの結果、GDFllはアダルトの歯髄および脳に発現がみられた。In situハイブリダイゼーションでは、GDF11は胎生8.5日のtail budに発現し、胎生10.5日では上顎突起、下顎弓、肢芽、神経質背側部に発現し、後に分化した象牙芽細胞、鼻上皮、脳の一部、網膜に発現がみられた。しかしながらノックアウトマウスには表現型がみられなかった。 ついで、BMPの上流にて転写を調節する遺伝子のクローニングをおこない、ジンクフィンガー転写調節因子Gliに相同性の高い新規の遺伝子G23を得た。G23はアダルトでは歯髄と腎臓に特異的に発現しており、胎生期では10.0日に肢芽に発現し10.5日では鰓弓、顎顔面の頭蓋との境界部、後にwhisker follicle、椎間板、腎臓、精巣および歯髄に発現がみられた。Shhシグナル系との関連性をみるためにShh,Ptc,Gli2,Gli3の歯牙発生期における発現の変化をG23と比較した。これらShhシグナル系の遺伝子とG23は歯髄間葉において時間的空間的に発現の相関性があり、Gliメンバーとともに歯胚における細胞の位置情報を伝え、特定の細胞の分化を導く役割を有する可能性が示唆された。この仮説を証明するべく、G23のノックアウトマウスを作製しGli,Gli2,Gli3のノックアウトマウスとともに、その機能喪失による歯牙の表現型の変化を検索している。 続きを見る
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