ガラス転移の統一理論

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ガラス転移の統一理論

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Unified Theory of Glass Transition
責任表示:
小田垣 孝(九州大学・理学部・教授)
ODAGAKI Takashi(九州大学・理学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
1. 分子動力学シュミレーションによりソフトスフェアー系の過冷却状態における緩和を従来にはない広範囲の波数・振動数領域で解析し、速い緩和が存在することを初めて明らかにし、その緩和モードの特徴を明らかにした。過冷却状態からガラス移転点近傍に至る温度領域において、ダイナミックスの特徴的な空間一時間スケールを求めた。 2. 二つの緩和モードと振動モードからなる理想三モードモデルを提案し、その緩和関数の特徴を明らかにした。 3. 時間の関数として定義されるノンガウシアニティーのピークが、存在する運動モードによる平均二乗変位が交差することによって生じることを示し、ノンガウシアンパラメーターが二つのピークをもちいることを示した。 4. 振動数領域におけるノンガウシアンパラメーターの導入を行い、トラッピングモデルに基づいてガラス転移点以上にある温度においてダイナミックスに明確な変化が見られること、ガラス移転点近傍の遅い緩和は、デバイ緩和に従う領域の不均一な分布によるものではなく、全系の緩和そのものがデバイ緩和から外れていることを明らかにした。 5. 二原子分子からなるソフトスフェアー系のシュミレーションを行い、回転緩和と並進緩和の分離過程を考察し、並進運動の方がよりストレッチされた緩和になることを示した。 6. 確率模型を用いてプラスティック結晶の回転緩和の解析を行った。シアノアダマンタンで見られる回転ガラス転移が、構造ガラス転移におけるフォーゲル・ファルチャー温度に対応するという強い示唆を得た。 続きを見る
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ガラス転移の統一概念 by 小田垣 孝
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