縦置き大型円筒磁気シールドシステムの開発-電流重量による低磁界、零勾配磁界の実現

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縦置き大型円筒磁気シールドシステムの開発-電流重量による低磁界、零勾配磁界の実現

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Development of a large-scale vertical setting cylindrical magnetic shield - Realization of low-level, low-gradient magnetic field with current superposition
責任表示:
笹田 一郎(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
SASADA Ichiro(九州大学・大学院・総合理工学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
1.高さ約2.7m、内径0.67m、外径0.97mの4重構造縦置き両端開口磁気シールドを設計製作した。第一磁気シェルはパーマロイ薄板(全厚み2.1mm)で、第二磁気シェルは幅5cmのアモルファス磁性薄帯をヘリカルに巻いて、第三、四磁気シェルは同薄帯を円筒軸方向に密に配置して構成した。第二〜四磁気シェルには透磁率を高めるために磁気シェイキングを付加している。全重量は約400kgで、この内パーマロイ68kg、アモルファス110kgである。軸方向磁気シールド比は380、横方向磁気シールド比はおよそ10万を達成した。このとき、シェイキング磁界の漏れは1nT以下であった。ウィークデイの午後、SQUID磁束計で測定した背景磁界は1Hz以上の範囲で1pT以下であった。 2.両端開口円筒型磁気シールドの軸方向シールド比は、内径Dと長さLの比L/Dと、正規化透磁率μt/D(μ:比透磁率、t:シェルの厚さ)によって決まるが、軸方向シールド比が最大となる時の両者の関係を与える関係式L/D=1+log(μt/D)を詳細な有限要素法計算から導出した。さらに、シールド内部で磁界勾配が最小となるL/Dはこれにより更に0.75〜1大きい方へずれることを見いだした。 3.磁気シェイキング効果を大きく発現させるために、角形磁性体の磁化容易軸の方向に対して、シェイキング磁界の印加方向、およびシールドすべき磁界の好ましい印加方向を調べた結果、磁化容易軸とシールドすべき磁界は同方向である時が効果が最大となること、シェイキング磁界の印加方向はこの限定要因ではないが、磁化容易軸と同方向であるときがシェイキング磁界が最小ですむことを実験的に示した。最も大きなシェイキング磁界を必要とするのは両者が直交するときで、両者が同方向の場合の約10倍の磁界を必要とする。 続きを見る
本文を見る

類似資料:

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