海馬形成の細胞構成解析

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海馬形成の細胞構成解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Cellular organization in the hippocampal formation
責任表示:
小坂 俊夫(九州大学・大学院・医学系研究科・教授)
KOSAKA Toshio(九州大学・大学院・医学系研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1999
概要(最新報告):
本研究では、海馬皮質の各部位の細胞構成、その構成要素の各部位に機能分子はどのように局在しているかを、免疫細胞化学的・形態学的に、可能な限り定量的に明らかにしてきた。特に、マウス、ラットの海馬各部位において、免疫細胞化学的に同定できるGABAニューロン群及び他のニューロン群の、光学顕微鏡、共焦点レーザー顕微鏡でのdisector法によるステレオロジー定量解析、共焦点レーザー顕微鏡、電子顕微鏡連続切片再構築法による3次元構造解析を進めた。更に、ラットとマウスとの間でカルシウム結合蛋白分布やニューロン群の構成の顕著な差、特に、歯状回mossy cellの化学的、生理的性質の差異を発見し、脳の分子生物学的解析の中心であるマウス脳が必ずしもこれまでの解析の中心であったラット脳の所見に基づいて解釈できないことを明らかにした。更に、歯状回mossy cellの化学的、形態的性質の差異をその他の齧歯類(ハムスター、スナネズミ等)、海馬の生理学的研究によく用いられるモルモット、食虫類についても比較検討した。また、海馬GABAニューロンの主サブポピュレーションであり、主ニューロン出力部を制御しているいわゆるbasket cell,chandelier cellの主要メンバーであるカルシウム結合蛋白parvalbumin含有ニューロンを重点的に定性、定量解析し、それらが、樹状突起間ギャップ結合及び、化学シナプスで相互に密な結合をし、GAD65が特異的に低いことを明らかにした。樹状突起間ギャップ結合に関しては、海馬表面全体を覆うかのようにst.Albeusとst.Oriensの境界付近を水平方向に広がる突起のネットワーク間の結合を発見し機能的な重要性を示唆した。更に、同様の化学的性質を示す局所回路ニューロンの脳部位での差異を比較するため嗅球での解析も進めた。 続きを見る
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類似資料:

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中枢神経系GABAニューロンの解析 by 小坂 俊夫; KOSAKA Toshio
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