病原遺伝子のアンチセンスRNA導入によるう蝕細菌の非病原化療法

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病原遺伝子のアンチセンスRNA導入によるう蝕細菌の非病原化療法

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Counteractive therapy against the cariogenic bacterium by introduction of antisense-RNA of virulent genes
責任表示:
山下 喜久(日本大学・歯学部・教授)
YAMASHITA Yoshihisa(日本大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-2000
概要(最新報告):
平成9年度 S.mutansで高い転写効率を示すプロモーター配列を調べたところ、これまでにS.mutansからクローニングされた遺伝子の中でもgtfB遺伝子の転写量が最も高いことが明らかとなった。また、gtfB遺伝子はTween80の存在下で転写レベルが著しく上昇することが明かとなった。 平成10年度 齲蝕経験の少ない者から唾液を採取し、S.mutansに感染するバクテリオファージの単離を試みたが、ファージの単離には至らなかった。一方、S.pyogenesの染色体遺伝子データベースからバタテリオファージ遺伝子と相同性を示す遺伝子の検索を行い、これらの相同遺伝子をプローブとして用いて、ファージが感染していると予想される10株のS.mutansが単離した。 平成11年度 平成10年度に単離した10株のS.mutansについて、ファージ誘導の検討を行った。しかし、いずれの条件を駆使しても、ファージを誘導することはできなかった。一方、S.mutansをTween80で誘導した場合としない場合の菌体破砕物を調製し、これらの破砕物中にgtfB遺伝子のプロモータ部と相互作用を示す物質が存在しているか否かを調べた。この結果、Tween80の添加によってgtfB遺伝子のプロモータ上流部に結合して転写レベルを調節する因子が存在することが明らかとなった。 平成12年度 S.mutans Xc株に自己溶解活性があることを認めたため、この活性をコードする遺伝子のクローニングを試みた。この結果、ブドウ球菌の自己融解酵素をコードする遺伝子と相同性の高い遺伝子が同定され、この遺伝子の近傍には他の連鎖球菌で既に同定されているファージの構成遺伝子と類似した遺伝子群が認められた。この結果、S.mutansの染色体遺伝子の自己溶解酵素をコードする遺伝子領域はファージが溶原化した部位と推察された。 続きを見る
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