唾液腺癌細胞の浸潤機構の解析と浸潤抑制療法の開発

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唾液腺癌細胞の浸潤機構の解析と浸潤抑制療法の開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
STUDY ON INVASION MECHANISM OF ORAL CANCER INCLUDING SALIVARY GLAND TUMORS FOR THERAPEUTIC IMPLICATION
責任表示:
白砂 兼光(九州大学・歯学部・教授)
SHIRASUNA Kasumitsu(九州大学・歯学部・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-2000
概要(最新報告):
癌細胞の浸潤を制御している分子機構を解明し、positiveに働く経路を阻止することにより癌浸潤を抑制することは理論的に可能である。この着想の元に本研究では、口腔扁平上皮癌ならびに唾液腺癌細胞を用いて浸潤機構を解析してきた。その結果、口腔癌の浸潤・転移に強く関与する分子は、デスモソームやEカドヘリンなどの細胞間接合分子、sialyl Lewis^a、さらにmatrix metalloprotease(MMP)特に、MMP-2,MMP-9,膜型MMP(MT1-MMP)であった。In vitro浸潤モデルでの癌細胞の浸潤ならびにこれらのプロテアーゼの産生はEGFやTNFαなどのサイトカインによって促進されるが、これらの促進作用に転写因子(AP-1,NFκBなど)の活性化が強く関与していた。即ち、デキサメサゾンやプロテアソームインヒビターなどにより転写因子の活性化を抑制することにより、癌細胞の浸潤は著しく抑制された。以上の結果はMMP-9などのプロテアーゼならびにそれらを制御している転写因子は口腔癌の浸潤・転移抑制治療の標的分子になりうることを強く示唆している。 続きを見る
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おとり遺伝子を用いた新規口腔癌治療の開発 by 白砂 兼光; SHIRASUNA Kanemitsu
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