非生理的人工循環に対する生体の順化-分子生物学的手法を用いた適応機序の解明

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非生理的人工循環に対する生体の順化-分子生物学的手法を用いた適応機序の解明

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
The physiological adaptation for chronic nonpulsatile perfusion - We will clarify the mechanism of the physiological adaptation molecular biologically -
責任表示:
富永 隆治(九州大学・医学部・助教授)
TOMINAGA Ryuji(九州大学・医学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
慢性実験に先立ち、大動物の急性実験を行い人工循環の拍動性が局所の循環調節に及ぼす影響について実験を行った。雑種成犬13頭を用い、左心補助人工循環モデルを作成。拍動流、無拍動流での局所循環調節能を検討し以下の結果を得た。1)無拍動流と比較して拍動流では血管内皮由来NO生産量は多く、末消血管抵抗は低値を示した。またNO産生阻害剤(L-NAME)による末消血管抵抗増加率は拍動流において顕著に認められた。2)reactive hyperemia(大腿動脈を20秒遮断後し、遮断解放後の血流変化)ではpeak flow(血流の最大値)は差がないものの、hyperemiaの時間、その間の血液量は無拍動流と比較して拍動流で多く、血管内皮由来NO関与が認められた。3)拍動流及び無拍動流においてepinephrine,norepinephrine,Angiotenisne II濃度に有意差は認められなかった。 ヒト内皮培養細胞を用いたin vitroの実験にいける内皮細胞のNitric Oxide産生能の報告はあるが、in vivoにおける実験は報告がない。慢性実験に先立つ急性実験にて本研究の実験系は確立された。今回の結果をふまえて、慢性実験における更なる実験成果が期待できる。 続きを見る
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長期無拍動流人工循環と血管の緊張制御 by 富永 隆治; TOMINAGA Ryuji
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