腫瘍拒絶抗原遺伝子を用いた癌特異的免疫療法に関する基礎的研究

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腫瘍拒絶抗原遺伝子を用いた癌特異的免疫療法に関する基礎的研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
BASIC RESEARCH FOR TUMOR SPECIFIC IMMUNOTHERAPY USING TUMOR REJECTED ANTIGEN GENES
責任表示:
原口 勝(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
HARAHGUCHI Masaru(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
秋吉 毅(九大・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
1 新しいMAGE抗原ペプチドの同定 日本人に多い(61%)とされるHLA-A24拘束性のMAGEペプチドの同定を試みた。まずMAGE-3ペプチドについて結合モチーフより選択したペプチドについて、HLA-A24分子との結合能を検討して5個のペプチドを選択した。これらのペプチドを用いてHLA-A24健常人のPBMCから、特異的CTLの誘導を行ないその免疫原性を比較し最も高い免疫原性を示すペプチドを同定した。同様にHLA-A24拘束性のMAGE-1ペプチドおよびMAGE-2ペプチドを同定した。 2 胃癌原発巣、リンパ節転移巣におけるMAGE-3の発現 リンパ節転移陽性の進行胃癌症例38例のparaffin包埋切片に対し、MAGE-3モノクローナル抗体(57B)を用いて免疫組織染色を施行した。MAGE-3の発現症例は原発巣17例(45%)、リンパ節転移巣12例(32%)に認められ、原発巣で陽性でも転移巣で陰性の症例が5例に認められた。次に胃癌組織におけるMAGE-3抗原発現の腫瘍組織内での発現程度について、腫瘍細胞における抗原陽性細胞の比率を検討したところ、MAGE-3の発現は腫瘍組織内での発現程度に差が認められ、リンパ節転移巣において、より発現率が減少する傾向が認められた。 これらの結果から、MAGE抗原ペプチドを用いた癌特異的免疫療法を施行する際に、単一のペプチドを用いた治療を行うより、複数の発現している抗原ペプチドを混合して、用いる事が、高い抗腫瘍効果が期待できると考えられた。 続きを見る
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