隕石稀ガスの微細分布の測定による太陽系初期状態の研究

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隕石稀ガスの微細分布の測定による太陽系初期状態の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Study on the initial states of the solar system by measuring microdistribution of noble gases in meteorites
責任表示:
高岡 宣雄(九州大学・大学院・理学研究科・教授)
TAKAOKA Nobuo(九州大学・大学院・理学研究科・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1999
概要(最新報告):
隕石のtextureと稀ガスの存在度・同位体比の分布の関係から、原始太陽系における物質の分化・変遷の過程や、原始太陽系星雲および微惑星での物理・化学過程を明らかにする研究を行った。この結果、(1)炭素質(CM)隕石研磨片をレーザーで局所溶融して稀ガスの分布を測定した。炭素質隕石にトラップされている稀ガスのほとんどはコンドルールリムに含まれていること、そこには太陽風やフレヤーの影響がないことが分かった。リム形成期、CM隕石が形成された位置まで太陽風が進入できない程、ガス塵の密度が高かったことが分かった。(2)衝突の衝撃による隕石稀ガスの散逸を調べるために、火薬銃を用いて炭素質隕石(Allende)に30、40、70GPaの衝撃を与え、稀ガス濃度及び同位体比を測定した。この結果、70GPaの衝撃で岩石の1部が溶融し、phase-Qにトラップされている稀ガス(Q成分)の70%が失われること、しかしダイアモンドはショックによって稀ガス(HL成分)をロスしないことが分かった。(3)更に、隕石を超高真空中で粉砕して稀ガスを抽出する新しいテクニックを開発し、エンスタタイト隕石にトラップされているXeから、solar Xeの同位体比を持つXeを分離することに成功した。(4)炭素質(CM)隕石母天体での加熱脱水による隕石構成鉱物の相変化や有機炭素物質の濃度と組成変化について分析し、加熱温度、加熱時間、加熱脱水と稀ガスの濃度や組成との関係、加熱による有機炭素のグラファイト化、それに伴う稀ガス濃度の減少の関係などについて興味ある結果を得た。(5)南極で採取した宇宙塵の稀ガス同位体比測定、シンクロトロン放射光蛍光X線分析による微量元素の非破壊分析を行った。又、IDP及び南極産マイクロメテオライトの鉱物組成を決定した。 続きを見る
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