活性酸素による神経細胞死とその防止機構の解析

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活性酸素による神経細胞死とその防止機構の解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
中別府 雄作(九州大学・生体防御医学研究所・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
本研究では、神経細胞死における活性酸素による酸化的DNA損傷の関与の解明を目指し、酸化的DNA損傷の防止と修復に関わるMTH1遺伝子とOGG1遺伝子に注目して以下の解析を進めた。 (1)ヒトMTH1遺伝子の発現:ヒト各種臓器でのMTH1 mRNAの発現をノーザンブロットで解析したところ、調べた全ての臓器(21)で発現が確認されたが、特に細胞分裂の盛んな胸腺や精巣、胎児肝臓で発現が高かった。成人の神経系での発現は大脳、小脳、網膜で比較的高い発現が見られ、胎児脳ではさらに高い発現レベルであった。 (2)ヒトOGG1遺伝子の発現:ヒト各種臓器でのOGG1 mRNAの発現をノーザンブロットで解析したところ、調べた全ての臓器(21)で発現が確認されたが、MTH1とは異なり、成人の大脳と胎児脳で最も高い発現が見られた。 (3)ヒトOGG1タンパク質の細胞内局在とその制御:OGG1遺伝子は択一的スプライシングにより4つのアイソタイプ(A1,A2,B1,B2)のOGG1タンパク質をコードする。各アイソタイプのcDNAをHeLa細胞で発現させ、その細胞内局在を解析したところ、A1は主としてミトコンドリアに、一方B1は核に局在することが明らかになった。 (4)遺伝子欠損マウスの樹立 MTH1遺伝子欠損マウスはすでに樹立してしたので、その遺伝的背景を純化するためにC57BL/6系統のマウスとの戻し交配をすすめ、これまでに十代の交配を完了した。現在遺伝子のタイピングを行っており、ほぼ戻し交配を完了できたと考えている。129sv系統のマウスからOGG1cDNA、遺伝子をクローニングし、標的組換えによるOGG1遺伝子欠損胚性幹細胞を樹立した。現在、キメラマウスの作製と交配を進めている。 続きを見る
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