テロメラーゼを標的とする新しい制癌手法の研究

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テロメラーゼを標的とする新しい制癌手法の研究

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
佐々木 茂貴(九州大学・薬学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
線状染色体の末端のテロメアは正常体細胞においては細胞分裂に伴い短くなるが、がん細胞ではテロメラーゼが発現し、テロメアDNAの長さが維持されていることが明らかになっている。本研究では、テロメラーゼを標的とした新しい制がん剤の開発を目指している。つまり、テロメラーゼに含まれる鋳型RNAに配列特異的な化学変換を行うことで、テロメアDNAへの変異を誘起し細胞を死に至らしめる新しい化学的手段の開発を目的に研究を計画した。本年度までに人工の核酸塩基を組み込んだオリゴヌクレオチドを合成し検討した結果、以下の成果を得た。 1.2-Amino-6-vinylpurineを含むデオキシヌクレオシド(1)の効率的な合成、およびシチジン選択的な反応性を明らかにした。 2.種々の2-amino-6-vinylpurine誘導体をオリゴヌクレオチドに組み込むために、phenylsulfideによる保護体を開発した。 3.オリゴヌクレオチドに収率良く2-amino-6-vinylpurineを導入する方法を確立した。 4.2-amino-6-vinylpurine誘導体を含むオリゴヌクレオチドを用いてシチジン塩基選択的な鎖間クロスリンク反応を実現した。 5.テロメアと同じ配列のDNAをモデルとしてクロスリンク反応を検討した結果、反応が進行することを明らかにした。 6.相補的な位置のシチジンにヒドロキシアミノ基を転移させる分子として2-amino-6-vinylpurineの機能を調べるため、これらの両塩基を接近させることのできる低分子モデル化合物を合成した。 続きを見る
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類似資料:

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テロメラーゼによる早期膵癌の分子診断 by 水元 一博; MIZUMOTO Kazuhiro
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