(サイトカイン+bcl-2)遺伝子導入・欠損とSCIDマウスを用いた抗腫瘍効果

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(サイトカイン+bcl-2)遺伝子導入・欠損とSCIDマウスを用いた抗腫瘍効果

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
岡田 全司(九州大学・生体防御医学研究所・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
1.bcl-2遺伝子導入マウス+IL-6遺伝子+IL-6R遺伝子+gp130遺伝子導入の解析:(IL-6遺伝子+bcl-2遺伝子)導入T細胞の生体内移入実験により、キラーT活性を保持したままの長期生存を可能にするadoptive transferの画期的モデルを確立した。一方IL-6遺伝子欠損+bcl-2遺伝子欠損マウスではキラーTの分化誘導等は認められなかった。bcl-2遺伝子導入マウスにこれらのIL-6関連遺伝子(IL-6+IL-6R+gp130)をアデノウイルスベクターを用いて導入すると極めて強力な生体内キラーT分化誘導の相乗効果が認められた。 2.アデノウイルスベクターに導入したIL-6遺伝子+IL-6R遺伝子+gp130遺伝子を自己のヒト癌が生着したSCID-PBL/huに投与し、相乗的ヒト・キラーT分化誘導を示した。このキラー活性は自己のヒト癌にのみ特異的であることを明らかにした。 3.(IL-6+IL-7)double transgenic(Tg)マウス及び(IL-6+β-IFN)double Tgマウスのリンパ球は長期生存とキラーT分化増強・抗腫瘍増強作用を示した。 4.IL-6欠損患者を初めて見出し、この患者ではキラーT分化が全く認められないことを示した。 5.IL-6遺伝子ノックアウトマウス及びIL-6TgマウスにIL-6R遺伝子とgp130遺伝子を導入して治療を行った。その結果、担癌IL-6Tgマウスでは腫瘍特異的キラーT誘導の相乗効果が認められ、IL-6(-/-)では認められなかった。これらの結果よりIL-6関連遺伝子導入+bcl-2遺伝子導入は抗腫瘍に強力な武器を提供することが示された。 続きを見る
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