超原子価ヨウ素化合物の新機能開発

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超原子価ヨウ素化合物の新機能開発

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
北村 二雄(九州大学・工学部・助教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997
概要(最新報告):
1.超原子価ヨウ素化合物の高反応性を利用する簡便かつ広範なベンザイン発生剤の開発 超原子価ヨウ素ベンザイン発生剤として、【o-(トリメチルシリル)フェニル】ヨードニウムトリフラートが安定な結晶として取り扱いやすく、しかも室温・中性条件下でベンザインを発生できることがわかった。この反応剤を用い、複素環化合物合成に応用した。アジド及びニトロン類との反応では、それぞれ対応するベンゾトリアゾールおよびベンゾイソオキサゾリン誘導体が高収率で合成できることがわかった。本反応はさらに種々の反応に利用できる有用な反応剤であることが判明した。又、置換基を有するベンザイン発生剤の合成も検討し、広範に利用できる反応剤であることを確認した。 2.遷移金属との類似性を利用する高効率リガンド交換反応の開発 β位にトリフィル基を有するビニルヨードニウムトリフラートはヨウ素原子上でのリガンド交換反応が効率よく進行することを見出した。この反応を用いて、種々の置換ヨードニウム塩が位置選択的に合成することが可能となった。さらに、本反応は複素環化合物フードニウム塩の合成にも適用できることがわかった。 3.超原子価ヨウ素原子の新規な電子効果の解明とp-フェニレン型超原子価ヨウ素ポリマーの開発 超原子価ヨウ素原子は強い電子吸引性を有し芳香環の反応性を低下させている。しかしながら、トリフルオロメタンスルホン酸で活性化させると、ジアセトキシヨードベンゼンは縮合しオリゴマーを与えることを見出した。その構造はp-フェニレン型構造を有していることがわかった。しかしながら、本年度の研究では、種々の条件検討の結果では、平均重合度は4程度であった。さらに、反応条件、重合方法を検討する必要がある。 続きを見る
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