有機ラジカルを有するフラーレン誘導体を用いた磁性体の構築

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有機ラジカルを有するフラーレン誘導体を用いた磁性体の構築

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
松田 建児(九州大学・大学院工学研究科・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
ニトロニルニトロキシドラジカルを有するジフェニルジアゾメタンとC_<60>をトルエン中混合することにより、ニトロニルニトロキシドラジカルを有するメタノフラーレンを合成した。化合物はFAB MASSスペクトル((m+1)/z=1043),ESRスペクトル(5lines,g=2.01,a_N=7.5G),により同定した。UV-visスペクトルは短波長領域ではC_<60>と同じ吸収を示し,フラーレンの電子構造が変化していないことを示唆した。磁化率測定の結果,_XTの値より弱く反強磁性的に相互作用した孤立スピンが観測された。同様の方法で二分子付加体,ジラジカルの一分子,二分子付加体も得られた。CV測定では,フラーレンの一電子目の還元電位が-1.14V(vs.Fc/Fc^+on Pt)に現れ,ニトロニルニトロキシドに影響を与えることなくフラーレン部位にアニオンラジカルを発生させることができることを支持した。1分子付加体のX線結晶構造解析の結果,結晶はo-ジクロロベンゼンを1:1の割合で取り込んだ空間群P2,/cの結晶であり,ジフェニルジアゾメタン部位は[6,6]closedの形式で付加していることが明らかとなった。 続きを見る
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