骨軟部肉腫の転移増殖に及ぼす各種増殖因子の影響の分子病理学的解析

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骨軟部肉腫の転移増殖に及ぼす各種増殖因子の影響の分子病理学的解析

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Molecular and pathologic analysis of growth factors on the proliferating activities and metastases in bone and soft tissue sarcomas
責任表示:
恒吉 正澄(九州大学・大学院・医学研究院・教授)
TSUNEYOSHI Masazumi(九州大学・大学院・医学研究院・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-2000
概要(最新報告):
骨軟部腫瘍の増殖転移などの生物学的特性の解明は通常の臨床病理学的分析に加え、分子生物学的解析が有用であった。 1.腫瘍の悪性化、高悪性度化 1)悪性化を示す軟部腫瘍:神経線維腫から悪性化する悪性末梢神経鞘腫瘍にp53蛋白の異常発現、境界病変の隆起性皮膚線維肉腫の中に線維肉腫を合併する病変に染色体異常の検出。2)高悪性度を示す脱分化肉腫:脱分化脂肪肉腫と脱分化軟骨肉腫にPCR-RFLPでH-rasの遺伝子異常の検出 2.肉腫の生物学的態度 1)平滑筋肉腫:予後は臨床病理学的に浅在型が深在型より良好であったが、浅在型の死亡全5例はp53異常の検出。PCRによるp53・MDM2mRNA発現の半定量的解析でp53蛋白の発現とp53mRNAの発現量が相関。2)滑膜肉腫:(1)臨床病理学的予後因子の多変量解析でAJC stageと腫瘍径が予後不良因子。(2)HGF/c-METの共発現は免疫染色・RT-PCRの解析で腫瘍の進展・増殖に相関。(3)p53・MDM2・H-rasの遺伝子異常および接着因子(E-cadherin,catenin families)発現とβ-catenin遺伝子異常が予後不良因子。3)悪性ラブドイド腫瘍:(i)免疫染色でcytokeratin8,18を発現(ii)封入体様構造物を共焦点レーザー顕微鏡で三次元的に構築(iii)cytokeratinとvimentinの遺伝子異常(iv)予後不良因子として接着因子(β-catenin)、p53、hSNF5/INI1遺伝子の異常発現。(v)ラブドイド細胞の出現する悪性腫瘍:軟部肉腫(類上皮肉腫、滑膜肉腫、骨外性粘液性軟骨肉腫、平滑筋肉腫、悪性中皮腫)、癌腫(胃癌、腎細胞癌)。4)骨肉腫;nm23は転移や腫瘍の進展に関与、またc-METの発現が増殖能と相関し、腫瘍の発育進展に関与。 続きを見る
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類似資料:

8.
私のライフワーク : 悪性骨・軟部腫瘍への挑戦 by 岩本, 幸英; Iwamoto, Yukihide