食細胞NADPHオキシダーゼの活性化機構とその異常

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食細胞NADPHオキシダーゼの活性化機構とその異常

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
タイトル(他言語):
Activation of the phagocyte NADPH oxidase and its disorders
責任表示:
竹重 公一朗(九州大学・大学院・医学研究院・教授)
TAKESHIGE Koichiro(九州大学・大学院・医学研究院・教授)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-2000
概要(最新報告):
好中球は、食作用時叉は炎症性サイトカインなどで刺激された時スーパーオキシド(O_2^-)などの活性酸素を生成する。これは、膜結合性NADPHオキシダーゼが刺激により活性化されて起こる。NADPHオキシダーゼの本体は、シトクロムb558(p22とp91からなる)であり、その活性化には細胞質因子のp57,p47,p40および低分子量GTP結合タンパク質Racが関与している。我々は、本オキシダーゼの活性化機構について、特に各因子の相互作用に焦点をあて研究を行い、次のような成果を得た。 1)p47とp67のプロリンリッチ領域を解析し、p47のプロリンリッチ領域が活性化に特に重要な役割を果たしていることを示した。 2)NADPHオキシダーゼのcell-free系での活性化系を用いて、p47およびp67のプロリンリッチ領域を欠失した変異タンパク質では活性化には陰イオン性両親媒物質は不必要であることを示した。 3)マウスのp40とp67の発現と機能的モジュールを解析し、p40の新しい機能について推察した。 4)p40とp67との相互作用に関わっている新規モチーフを発見し、それが進化的に保存されていることを示した。 5)テトラトリコペプチドリピートがp67のN末端側に存在し、低分子量GTP結合タンパク質Racとの相互作用およびオキシダーゼの活性化に重要な役割を果たしていることを示した。 6)p47とp67にみられるPD2領域をもつヒトタンパク質PICK1を同定し、さらにPICK1はクラスIADP-リボシル化因子と相互作用することを見出し解析した。 7)NADPHオキシダーゼの活性化に14・3・3タンパク質が関与しており、そのリン酸化・脱リン酸化反応が重要であることを示した。 8)走化性因子FMLPによるスーパーオキシド生成のサイトカラシンBによるpriming効果は、p38MAPキナーゼが重要な役割を果たしていることを示した。 続きを見る
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