ブレオマイシンの唾液中への移行とS.mutansの口腔内定着に及ぼす影響

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ブレオマイシンの唾液中への移行とS.mutansの口腔内定着に及ぼす影響

フォーマット:
助成・補助金
Kyushu Univ. Production 九州大学成果文献
責任表示:
稲井 裕子(九州大学・歯学部・助手)
本文言語:
日本語
研究期間:
1997-1998
概要(最新報告):
口腔領域の悪性腫瘍に対する抗ガン剤として広く使用されているプレオマイシンについて口腔内に移行しているか、またブレオマイシンの投与がoral microfloraにどのような影響を与えるかについて調べることを目的として、口腔内悪性腫瘍のため入院中の6名の被験者に対し齲蝕活動性試験、及び唾液採取を行った。 DentocultSMを用いた齲蝕活動性試験の結果、プレオマイシン投与中は投与前に比べて齲蝕病原菌であるs.mutansの増殖が抑制されている傾向があることが確認された。 この結果が投与したブレオマイシンによる影響であるかを検討するため、唾液中へのブレオマイシンの流出の有無を確認する目的で、薄層カップ法によるプレオマイシンの検出を試みた。この方法はBacillu sbtilisの芽胞液を含む寒天平板上で、採取された唾液の周囲に生じた阻止円よりブレオマイシンの有無を確認するものである。実験に先立ち、唾液中の他の抗菌因子は失活させた。 この結果、ブレオマイシン投与中は微量のブレオマイシンが唾液中に検出されたものの、齲蝕活動性試験の結果との関連性を論ずるにはには微量であることから関連性を決定するには至らなかった。 しかし、今回の齲蝕活動性試験の結果は、臨床的に他の抗ガン剤投与中の患者の口腔内管理にも応用できる有意義なものであり、今後は抗ガン剤により発現する様々な副作用の予防にも応用していきたい。 続きを見る
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